マツダ RX-8 「なにも犠牲にしなくていいスポーツカー。 ...」のユーザーレビュー

なにも犠牲にしなくていいスポーツカー。 ...

2004.7.10

総評

なにも犠牲にしなくていいスポーツカー。
ミニバンを二台乗ってきたおじさんが「ちょっとしたきっかけ」でスポーツカーを買った。　
今まではあまり隣に乗らなかった息子達は席を奪い合い、妻も「二人で乗りたい」と恥ずかしそうに言った。
街でも多少ながら人の視線を感じる。
仕事で乗る機会が多いが、同年代の女性は「かっこいい」を連発、後輩は憧れのまなざしで眺める。　
同僚達は「冷やかし」と家庭に二台の車を持つ事へのうらやましさと悔しさをにじませる。　
商談相手にもいやみに思われないのは「マツダのRX-８」であるおかげか？
私の周囲はスポーツカーにやさしかった。

何でこの車を買ったのか良く聞かれる。
この車を所有する前にはいろいろ言い訳を考えた。
「四人乗れる」「唯一のロータリー」「値段がミニバン並に安い」
ただそんな理由も、所有した今では必要ないことが分かった。
ただ「かっこいいから買った」それだけでだれもが納得するから。

今まで、欲しい車があまり無かったが正直８だけは欲しいと思った。
そして、いつまでも乗っていたい車になった。

満足している点

エクステリア：　
街行く若い男の視線を浴びるとき「スポーツカーに乗っている」優越感を感じる。　
８のエクステリアには人を惹きつける艶がある。　
人に見られることの少なくなったおじさんドライバーにはうれしい刺激だ。　
特に後ろ後方からのスタイルがお気に入り。

インテリア：
スポーツカーであることを常に感じていられるコクピット、デジタル車速計が脇に追いやられたタコメーターの動きはまさに「ロータリー・ダンシング！」。　
その他、スポーツカーを運転している高揚感とアイポイントの高さからくる安心感はストレスと退屈を感じさせない。

装備：　
4つのドアがもつ快適性とヒップポイントの高さが生み出す積載性は８がスポーツカーであることを考えれば文句のつけようがない。　
運転席後ろの席は鞄を置くのに最適、いつでも助手席を空けておける余裕がある。

走行性能：　
落ち着いたハンドリングと安定感のある走行感はワインディングのみならず、ハイスピードクルージングでも気持ちよさを発揮する。

不満な点

エクステリア：　
顔が可愛すぎるのでマツダスピードに変更した。　これで満点。　
この際、4人乗りのために犠牲になった「ぽってり感」は無視しよう。

全体：　
アイドリング時のビビリ感と運転席足元のふくらみ、エアコンをどんなにかけてもシートの下は熱く汗をかくぐらい熱いこと。　
運転席のしなやかさに比べ助手席は足回りのラフさを感じること。　
など満足感に比べれば些細な事かもしれない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験