マツダ RX-8 「少なくともピュアスポーツが欲しいと思って...」のユーザーレビュー

少なくともピュアスポーツが欲しいと思って...

2004.7.8

総評

少なくともピュアスポーツが欲しいと思っている人には絶対に薦められない車であり､また独特すぎるフィーリングは確実に好みが分かれる｡
ポジティブに言えばトータルバランスが高い｡ ネガティブに言えば全てが及第点で中途半端｡
また､改善されているとはいえロータリーである以上絶対的な信頼性や燃費等は､｢悪くは無いが良いとは言えない｣｡

さまざまな妥協点を高次元で結合し､そこに面白さを見出す車である以上､それが｢良い｣と思える人が買えばよい｡
そういう意味で､万人に薦められる車ではないだろう｡
逆に言えば､そこに面白さを見出せる人には､最高の車ではないだろうか｡
日常から非日常に至るまでのさまざまなシチュエーションで､｢次元の違う走り｣を体験できる｡ そんな車だろう｡

満足している点

①基本はスポーツカーというよりクルーザー的な性格だが､そこに｢スポーツ｣と言う要素(運動性能とか軽快さとか)をうまく取り入れた独特の乗り味は､他ではおそらく体験できない｡
絶対性能こそ無いが､トータルバランスが非常に良い｡

②高級なわけではないが､雰囲気を十分に楽しめるインテリア｡特にナイトドライブ時の雰囲気は素晴らしいと思う｡

③走行性能と居住性･静粛性を両立させた足回り｡ ロードノイズこそ大きいが､振動吸収性の高さは目を見張る｡

④恐ろしいまでに効くブレーキ｡

不満な点

いろいろ言われているが､殆どの点は個人的には許容できる｡
その中であえて言うなら､ドアを閉めても消えない室内照明だろうか｡
バッテリーへの負荷が気になってしまう｡

あとは使いづらいドアポケットと､肘が引っかかりやすいシート､スライドさせないと開けないグローブボックス､だろうか｡

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験