マツダ RX-8 「完成度高し FRスポーツの候補としてディーラーで試乗してきました。 散々叩かれた車ですが、ピュアスポーツではないにしても、十分にスポーツカーに仕上がっ」のユーザーレビュー

完成度高し FRスポーツの候補としてディーラーで試乗してきました。 散々叩かれた車ですが、ピュアスポーツではないにしても、十分にスポーツカーに仕上がっ

2009.9.27

総評

完成度高し
FRスポーツの候補としてディーラーで試乗してきました。
散々叩かれた車ですが、ピュアスポーツではないにしても、十分にスポーツカーに仕上がっていました。
マツダが本気で作ったということが伝わってきます。
ただ、下馬評通り無難に仕上がっており、中途半端感は否めません。
またロータリーエンジンなのですごく楽しみにしていましたが、まあこんなもんかというのが率直な感想です。たしかに独特なエンジン音で回転フィールもレシプロと違うのはわかりますが、それほど魅力的には感じませんでした。馬力はそこそこで、パンチ力はありません。
それと、車とは関係ないですが、マツダの営業の対応にはがっかりしました。すごくしつこく中々帰してくれなかった。それでも帰ろうとすると態度が一変して軽薄なものに。絶対買ってやるかと思いましたね。それと知識不足も痛いですね。
マツダだからという訳ではないかもしれませんが、もうマツダのディーラーには行きません。

満足している点

・マイナーチェンジ以降、ぼてっとしたフロントが鋭い顔つきになった。これならかっこいいと言える。全体的に曲線を基調とするラインで、高級感のある素晴らしいデザイン。
・作りこみがしっかりしている。塗装もきれいだし、鉄板も厚くて丈夫そう。
・内装の質感が高い。というかスポーツカーにこれほど高級感をだしていいのだろうか。
・後部座席も大人がしっかり乗れる。
・ハンドリングは期待以上に良く、軽快。シャープというわけではないが、重心の低さや前後バランスの良さからか、非常に限界が高い。
・エンジン音。低速時からロータリーの甲高い音を聞けるのは嬉しい。
・使い勝手は悪いが観音開きは新鮮。

不満な点

・概して、最近のスポーツカーに言えることだが、マイルドすぎる。万人向けを狙うのはわかるが、7のようにつっぱった車も作ってほしい。
・車高が高い。セダン並みに高く感じる。せっかくいいデザインなのにこれじゃあ、台無し。
・シフトが遠めに感じた。また、フットレストが張り出しており、クラッチを踏みにくい。
・やけにフロントガラスが近い。ロードスターも同じく。タイト感を演出したいのかもしれないが、僕は圧迫感を覚えた。
・燃費。この馬力でこの燃費は正直萎える。また、メンテも気を使う。よほどロータリー好きじゃないと買えないなあ。
・値段が高い。デビュー当時と比較するとどんどん値段が上がってきており、今では300万以上する。若者完全無視。
・19インチはオーバースペックすぎる。それにこのホイール40万するらしい・・・
この車は峠やサーキットで攻めるというよりは、ワインディングで流すのが似合うと思います。
非常に完成度は高いので、スポーツカーを卒業したおじさんなんかにいいんじゃないでしょうか。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験