マツダ RX-8 「購入から約1ヶ月で5000Kmを走り、慣らしも終了したため投稿させて頂きます。 この車は実用性と遊び心のベストミックスではないかと思います。後部」のユーザーレビュー

購入から約1ヶ月で5000Kmを走り、慣らしも終了したため投稿させて頂きます。 この車は実用性と遊び心のベストミックスではないかと思います。後部

2012.5.28

総評

購入から約1ヶ月で5000Kmを走り、慣らしも終了したため投稿させて頂きます。

この車は実用性と遊び心のベストミックスではないかと思います。後部座席は乗り心地もよく、一回乗り込んでしまえば非常に快適です。トランクの容量も十分です。
走りに関してはコーナリング性能が非常に高く、まさに這うように曲がります。
また、フェンダーの盛り上がりや、19インチホイールのおかげで非常に迫力があります。めったに見かけない車であることもあいまってプレミアム感はかなり高いと思います。

しかし、この車の不幸（販売不振、モデルチェンジすることなく販売終了）はロータリーエンジン搭載車というところに集約されていると思います。というより、マツダしかロータリーエンジンの開発に成功しなかったことがこの車を不幸にしていると思います。
もし、ロータリーエンジンを他のメーカーも開発に成功し、現在のレシプロエンジン並みに研究開発に時間とお金がかけられていれば本当にすばらしいエンジンになっていたであろう事を思うと残念でなりません。

このRX-8に搭載されている13B-MSPを5000Km使った感想としては、エンジンパワーは必要にして十分であり、かつ回転フィール、エンジン音ともに本当にすばらしいとしかいいようがありません。ただし、やはり燃費だけはどんなにひいき目に見ても褒めることはできません。町乗りでは6～7Km/lくらいなので決して飛びぬけて悪いわけではないのですが、高速の燃費が10Km/lが一杯一杯(100Lm/h程度での巡航)と伸びません。長距離を走ったときの燃費の伸びのなさがこのエンジンの最大の欠点だと言えます。
また、もうひとつ気になる点は6000～7000rpmのトルクの落ち込みです。メーカーが公表しているトルク曲線では落ち込みは見られませんが、実際は明らかに6000～7000rpmで落ち込みがあります。さらに悪いのはギア比がこのエンジン特性を助長してしまっています。2速全開9000rpmでシフトアップするとこのトルクの落ち込みのど真ん中に落ちてしまいます。9500rpmまで引っ張っても6800rpmに落ちてしまいどうしても加速が失速していまします。私はサーキットに行ったりはしないので、というよりそのような腕もないので実用上は何も問題はないのですが、たまにワインディングを元気に走ったり高速の入り口で全開加速するときなどはどうしても気になってしまいます。

何だかネガティブな面をメインで書いてしまいましたが、私はこの車を買ったことを決して後悔してはいません。むしろネガを補って余りある魅力があり、非常に満足しています。これからもしっかりメンテナンスを行い、末永く付き合っていこうと思います。

注：私の8は足回りのみ車高調（BLITZ ZZ-R）に変更しています。また、それに伴いトレッドもスペーサーにてリア40mm、フロント30mm広げています。上記のレビューはこの装備によるものです。

満足している点

コーナリング性能、ルックス、プレミアム感（希少性）、エンジン音、実用性

不満な点

インテリア（ナビ周り）のデザイン、燃費

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験