マツダ ロードスター 「歴史上欧州で認められた日本車は、事実上マ...」のユーザーレビュー

歴史上欧州で認められた日本車は、事実上マ...

2003.9.19

総評

歴史上欧州で認められた日本車は、事実上マツダロードスターだけです。よく効くヒーターで冬快適なオープン走行。誰でも簡単にフィーリング抜群のＭＴで操縦できる。旋回性能、加速性能、制動性能は十分過ぎるくらい高性能。

満足している点

１．走りすぎない程度で加減速、旋回走行のフィーリングが良い。 ２．小型で大げさ感がないボデー寸法。 ３．タッチの良いキーシリンダー（差し難いと言う人が多いが、抜き差しフィーリングが良い）、ミッション、操作スイッチ類。その他ハンドリング、クラッチとブレーキフィーリングが良い。 ４．伝統的で良識のあるインテリア。 ５．実用上十分なラッゲージ容量。 ６．完璧な精度、性能の幌。 ７．ドア閉時のしっかりした感じ。 ８．ハンドル中央が小さめでデザインの良いステアリング。 ９．ホーンの音が良い。 １０．シート調整フィーリングが良い。 １１．ワイパー動作時、間歇動作時の音や振動が小さい。
◆要するに 「機能すれば良い」とコストダウンし過ぎていない事、光り物やめずらしさを追った安っぽい高級感デザインに走らずに落ちついた真面目なデザイン。 剛性のあるボデー、バランスを考えた、やりすぎない高性能で自然な操縦フィーリング。長い年月保有していてもだんだん愛着が湧くと思うくらいによくデザインされている。日本の名車だと思う。

不満な点

１．室内レバーでラッゲージの開放をする時に重いし、フィーリングが悪い。 ２．エンジンルームからの室内騒音が大。特にエンジンフードからの音が大。 ３．エンジンフードが高温になり、雨の時に湯気が出る。 ５．エンジン熱の室内への遮断性が悪い。 ６．ベンチレータファンの音が大。 ７．ミッションレバーとラジオツマミの間隔が小さいので、ツマミに時々触れてしまう。 ８．RSのタイヤ扁平率45は、操舵感と旋回フィーリングを悪化させている。50が最適である。 ９．外観ボデーのデコボコのボリューム感を出そうとしたデザインは、必然性なく、趣味が悪い。 １０．シート生地がしっかり感がない。 １１．特にＡＣをかけた時の燃費が悪い。 １２．小物入れや灰皿に夜間照明がない。 １３．社外からエンジンフード前面下に指をかけてレバーを押し上げる時のがたつき感がなんともたよりない。
◆要するに　初代よりもすべての面で完成度を上げた筈が外観デザインだけは「改悪」してしまった。 その他の不満点は人それぞれの感じ方もあり、問題にならないだろう。　初代よりも沢山売ろうと邪念の入った外観デザインは反省して欲しい。「古典的な車」として、英国人も驚いたから名車になった。 ２００４年？には米国市場用にフルチェンジされてしまう。 今のうちに名車を買っておくことをお奨めします。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験