マツダ ロードスター 「ヨーロッパ車のようなたたずまい」のユーザーレビュー

ヨーロッパ車のようなたたずまい

2015.6.22

総評

マツダは本気でクルマを売ろうとしてるんだな。一日勝手に乗り回して下さいなんてキャンペーン、もう一般的な決められたコースを営業が同乗して走るだけの試乗の概念を超えている。マジ応援したい。

カラーは赤が全体の４割以上で、黒は1割程度しか出ていないと営業がいっていたけど、黒ほんとにきれいだった。車体色に関係なく、ドアミラとフロントスクリーンの枠は黒なのだ。

営業「どうでしょう、ご購入ご検討いただけますか〜？」
オレ「わたしは妻一人、子一人の家族持ちだ」
営業「ですよね〜〜ムリですよね〜ｴｯﾍｯﾍｴｯﾍｯﾍ」
オレ「でも気持ちの中ではもう買ってますから、安心してください」
営業「・・・ありがとうございますう〜〜」

満足している点

走りばかりが取り上げられるライトウェイトスポーツだけど、モノとしてもしっかり隅々までデザインされていて、上品なクルマだと思う。


複雑な三次曲面にシンプルな意匠、素直にすごいと思った。
マツダのエンブレムがなかったら、アルファロメオみたいだと思った。つーかアルファよりかっこいいわ。



運転席から見るとボンネットの左右両端が盛り上がり、センターがえぐれて見えます。
小さいくせにマッチョな感じ。



目頭の絞りこみがたまらんな。

不満な点

乗り込み辛いとか、ドライビングポジションが窮屈とか、全部このキャラ付けのための設定なのでそこ否定したら別のクルマになるんだけど、大柄な人はきつかろう。映画館の一般席で運転するような感じ。

個人的にはもうあとほんの少し、ほんの少しだけパワーが欲しかった。
ほぼ１ｔで１３１馬力なら、今時十分なんだけど、このクルマは気持ちがもう少し前のめりになるので、「もうちょい！　もうちょい！！」となってしまうのだ。

慣れだと思うけどマツダコネクト、使いづらかった。

デザイン

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走行性能

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サイズも車重も原点回帰で小型化したおかげで、クイクイのスルスルだ。
ライトウェイトスポーツはそもそもパワーを売りにしているわけじゃないが、軽さからくる挙動のクイックさは、パワーって何だと思わされる。
NBオーナーだったけど、NDになっても相変わらず踏んで楽しいエンジンです。

カーブなんかでは鼻先をスルスルと気持ちよく巻き込める。



ナンバーは全部画像処理のダミーです。白塗りがどうも嫌で。

乗り心地

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いわゆる乗り心地とか求めるクルマじゃないです。
オーディオなんて気休め程度にしか聞こえない。幌かけて高速道路走ってたら
一緒に鼻歌歌う程度にはいいけどね。
日本の道路はどこもいいので振動も気になるほどじゃないです。

積載性

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グローブボックス？　そんなものはイラねえ。
小物入れ？　文字通り小物ならちょっとだけな。
ドリンクホルダー？　センターコンソールの後ろ壁際に二つだけな。
運転しながら飲んだり置いたりはできねえぜ？
そもそもトランクがあるから全部そこに入れておけ。

燃費

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300km超の試乗で満タン返しの給油時、あまりに少ししか入らなくて、何かの間違いじゃないかと何度も継ぎ足してみた。それでも18リットル。
スカイアクティブってすげえんだな！！



200まで切ったメーターパネルがにくい。

価格

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故障経験