マツダ ロードスター 「原点回帰と進化と」のユーザーレビュー

原点回帰と進化と

2015.5.16

総評

バランスよく良い車だなと感じた。
先代からスペックダウンもあるけどかえってらしくなったと感じた。
楽しい・ワクワクする。というよりも気持ちいいという表現が相応しいかと。

最近話題になってるコペン、S660と比べればやはり普通車。
トータルの出来の良さは違いますね。
ここは落ち着いた乗り方をするか、おもちゃのノリで乗るかかな。
一番の決め手になるのはやっぱり維持費かな。
保険、税金、燃費は流石にロードスターが高いし、ハイオクというのも。

予約殺到のS660から流れてくる購入者は案外多いかも知れない。

満足している点

ルーフの開閉。ものすごく簡単。
下手に電動にしていないので速い!
慣れれば数秒で済むのではないか。
世界最速か？w

オープン状態での風の流れ。
巻き込みが僅かで心地いい。

不満な点

個人の好みの範疇だけど、
背伸びしないバランスの良い、ロードスターらしさを取り戻した？と感じていて、
デザインが少しとんがりすぎかなぁ。スポーティー過ぎるなと。
も少し柔らかく可愛くというか、落ち着いた感じが欲しかったかな。

デザイン

-

走行性能

-

2.0Lの先代から500ccダウンの1.5Lと歴代最小排気量。
それでも出力、トルクは初代と二代目で採用された1.6Lと1.8Lの中間に位置する。
車重も全グレードで1t前後に戻った形になっている。

排気量と出力、トルクでみれば技術の進歩は明らかだけど、けして速くはない。
1速からべた踏みでも回転上昇を待ってシフトできる。
最近続けて試した軽スポーツ達と比べても、
ターボによる低回転からのトルク発生はないので体感的には下手すると遅く感じたりも。

つい先日まで17年の間VTEC乗りだったので
この辺りの排気量エンジンに対する基準は
少々高すぎるのかもしれない。

では物足りないか？といえばそうではない。
全く遅いとは感じないし、十分に加速してくれる。忙しくなくて丁度いい。
この車のイメージにピッタリじゃないかと思った。

ペダル配置は初代から変わらず
クラッチが正面にある。
意図的にされてるようだけど個人的にはあまり。
シート上で右に向きがちになるので。

懸念したオルガンペダルは案外大丈夫。
ヒール&トゥーも慣れれば問題なさそう。

乗り心地

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良い。率直に。
フル加速時にピッチングがかなり大きかったので、
ガッツリスポーツ走行で振り回すには向いていないのかもしれない。
スポーティーにスイスイと走らせるとものすごく気持ちがいい。
もちろん普通に街中を走らせるのも乗り心地がいい。

最も気に入ったのは音。排気音が一般的な普通車に比べて大きい。
といってもうるさいのではなく心地いい。輸入車に近い印象。
それを引き立たせていたのはエンジン音がものすごく静か。
うるさいノイズはせず、気持ちのいい音は良い音量で聞こえてくると感じた。
しかも、オープン状態で。これは気持ちがいい。

積載性

-

面白いw
トランクは気持ち程度。
横のシルエットから見て、リアのオーバーハングはここの為に仕方なく出してるのかな？

面白いのは車内。
まず、グローブボックスがない!
その代わり？にシート後、運転席とナビ席の間にボックスが。
更に各シートの後ろにも隠しボックスと意外にも小物入れがある。
一番のビックリはCD、DVDのスロットル。
これまたシートの後ろ、シート間ボックスの下部にひっそりと備えられていた。

燃費

-

価格

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故障経験