EV化の波に乗り遅れて日本の自動車産業は衰退しそうなのでしょうか？

Answer 1

残念ながら今のままなら否定出来ません。
ただし、正確には「EV化の波」ではなく、「脱炭素化の波」でしょう。

2022年の世界EV販売台数は726万台だそうです。
EVよりハイブリッドが遥かに売れている、というイメージを持つ人が日本には非常に多いと思いますが。同じく2022年の世界のハイブリッド販売台数は353万台、プラグインハイブリッドが273万台、合計626万台。HV、PHVを合計しても既にEVの方が多くなっているのです。なお、これらの数字は全て全メーカーの合計です。「トヨタのハイブリッド」だけの数字ではありません。

世界初の量産ハイブリッド車である初代プリウスが世に出たのは1997年。今から26年前の事です。
これに対し世界初の量産EVである三菱i-MeV、日産リーフ、テスラロードスターが2008年。15年前です。しかも、EVトップのテスラは新興メーカー。数十万〜100万台単位で売れるようになったのはここ5年以内の事です。

EVの伸び率がこれだけ高く、単年度ではハイブリッドは既に追い抜かれているにもかかわらず、未だに初期のEVの弱点（バッテリー寿命や充電スポットの数）が今でも何一つ変わらず、将来もそのまま続くという前提であるかのような日本の自動車雑誌の記事とそれを真に受けた多数の日本人。
世界のどこそこでEVが炎上した、充電渋滞が起きた、補助金をやめた。そういう断片的な情報に飛び付いては鬼の首を取ったように「EVはもう終わろうとしている」と得意になる人ばかり。
自説に都合のよい事だけ切り取って根拠としても、何をどう言おうが毎年の伸び率や販売台数など「全体」を見ればはもはや止めようがない動きなのは誰でもわかるのに。

日本以外の先進国でEVが増えているのは発電手段を再生可能エネルギーへ転換しようとしている事とセットです。アイスランドやノルウェー、スウェーデンなどは既にほぼ100%、日本人がウクライナ戦争でロシアの天然ガスが輸入出来なくなってるから電力不足でお先真っ暗、と勝手に思い込んでるドイツが約46％。EU全体の平均が40％。日本より遅れていると決め付ける人が多く中国が約30％なのに対し、日本は約22％。先進国では韓国とともに最下位グループです。

再生可能エネルギーでCO2を排出せずに発電した電気で動く工場で生産されたEVに、同じく再生可能エネルギーで発電された電気を充電して走る。これが、他の先進国が目指そうとしている姿。

日本は再生可能エネルギーによる発電は太陽光以外殆ど進まず、未だに石炭火力発電に頼る。
石炭火力で発電された電気で動く工場で生産されたガソリンハイブリッドで、ガソリンを燃焼させCO2を排出しながら走る方がEVより環境には良い、という奇妙な話をマスコミがたれ流し、EVを忌み嫌う日本。

2035年〜2050年には新車販売が禁止されるとわかっていても、それでもハイブリッドこそ最高、から抜けない日本。
内燃機関車の先行きがかなり厳しいのに、それでも欧米のハイブリッド潰しの陰謀、を繰り返す日本。

それでも日本の自動車産業はますます発展する、という推測がどうやれば出来るのか。想像もつきません。

質問者からのお礼コメント

皆様、ありがとうございました。

Answer 2

EVそのものが喫いたいとまでは行かないが、一時頭打ちの状態にはなると思っています。

Answer 3

多分、大丈夫。
信頼と実績のある日本車だから

Answer 4

まだトヨタ・ホンダ・日産・三菱は良いけど、マツダとスバルは北米頼りなので厳しいです。

スズキは早くからインドやアジア圏で売上げ伸ばしてますし、ダイハツもアジア圏に力を入れています。

特にスバルは売上げが激減しているだけにかなり厳しいですし、スバルと言えば水平対向エンジンだけに、EVの流れになるとスバルのメリットは薄くなります。

EVになれば後輪はモーターで駆動出来ますし、マツダの様にミドルからラージサイズSUVが無いスバルは厳しいですね！

Answer 5

間違いなく衰退しますね。

日本は本当に動きが遅い。

できない理由ばかり出し合う。

T社に忖度する。

株主にうるさく言われてから動く。

一方、米国GMは今何をしてるか？
世界屈指の自動運転技術でロボタクシーやってます。
https://www.youtube.com/watch?v=j8Wz2GpSTLo

Answer 6

そのEVで日本メーカーに対抗して追い出そうとしたEUではEV化に失敗の末、結果としてその尻穴を日本が拭く始末。
https://www.google.com/search?q=eu+%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF+%E7%B5%90%E6%9E%9C&oq=eu+%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF++%E7%B5%90%E6%9E%9C&aqs=chrome..69i57j33i160.10534j0j4&client=ms-android-sharp&sourceid=chrome-mobile&ie=UTF-8

元々政府が補助金で購入を斡旋もしてたが去年だかに撤廃
https://www.google.com/search?q=%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9ev+%E5%A4%B1%E6%95%97&client=ms-android-sharp&bih=464&biw=360&hl=ja&tbm=vid&prmd=niv&sxsrf=AB5stBgqayATm1qY547OeJfVYDZ1b0C4KA:1689869577493&source=lnms&sa=X&ved=0ahUKEwiRyYff1p2AAxVfglYBHe84B2sQ_AUIIigD#ip=1

トヨタの一人勝ちという結果しか出てないけどな

Answer 7

この数年、これだけ補助金だの、宣伝だの、政府やメディアがタッグを組んで取り上げているのに、EV車は世界の全新車販売台数の10%に届くかどうかレベル。
普通の企業なら90%の市場の方を捨てないですよ。

Answer 8

補助金漬けで無理やり推進しているEVが本当に正しい潮流なのでしょうかね

抑々がハードとしても欠陥だらけで未完成な代物が是からの主流になど
成りようがないだろうと感じます

最もEVに熱心であった中国ですら昨年末の補助金終了と同時に、パタリと
売れ行きが落ち込み新興企業の殆どが青息吐息です
EVで痛い目に遭った利用者が代わりに飛びついたのはHEVなのです
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/02575/

ヂーゼルの排気ガス不正で叩かれたヨーロッパでも全く同様の流れで
燃料こそ化石燃料から合成燃料の移行で胡麻化していますがEV全面切り替え
から後退しています
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/07858/

衰退するのは補助金頼みでEVの夢にのめり込んだ軽すぎる新興メーカーです

Answer 9

はい。元凶は、自民党最大の政治献金スポンサー企業であるトヨタ自動車㈱前社長の豊田章男が無謀な事業計画達成の為、自社独自THS‐Ⅱ方式ハイブリッド自動車を乱発・乱売する関係上、国際的潮流であるＥＶシフトには否定的であり、2020年秋の日本国政府の「2050カーボンニュートラル宣言」に非協力的な態度を明示した事だと思います。

それにしても経済産業省（※西村経産相は、自民党最大派閥「清和会（アベ派）」前事務総長）は、なぜ先月中旬にＥＶ用電池の開発資金としてトヨタ自動車なんかに1200億円もの補助金を宛がったのでしょうか？
まさか経産相が、豊田章男・大輔たち同社創業一味に便宜を図る為、公金をあてた等の政治的な背景でもあるのでしょうか？

（参考URL）
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/09848/
https://jp.reuters.com/article/toyota-ev-idJPKBN2Y11ZZ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023061501269&g=eco

Answer 10

「EV社会の実態」の一番世界最先端を突っ走っていると思ってます。ダテに、実用的EVを十数年前に出して運用し、充電事情も出し切っているので、まだまだこれからと思います。

自動車業界としては、世界の波と日本の実態のギャップをどう上手くさばくかといった所でしょう。今に日本の自動車会社の多くは、日本を相手にしているには狭すぎるようです。

事、EVにおいて日本で行った事業で成功したものがなく、その成功してないものを一気に推し進めようとした中国で成功する筈がない・・・という所は注目するべきです。

今後、日本が完全に息の根を止められるとしたら「EVにおいての新事業・未知事業X」の様なものが出来て、一気に台頭した場合でしょう。多数の失敗の中からコレが生まれた場合、後発感は否めず日本車は全滅するでしょう。

今の凝り固まった日本では「EV新事業X」が生まれる事は無いと思われます。

Answer 11

ヨーロッパも既にハシゴを外し始めてますからね
少なくとも10年後にEVが席巻してるような未来は有り得ないです
日産とかホンダのようにワンチャンEVに舵を切ったとこが傾く可能性はありますね
トヨタなんかはどう転んでも良いようにEVは適当にしかやってないですから安泰でしょう