マツダ ユーノスプレッソ 「カッコ良し！サウンド良しも・・・ もともとはＲＸ７の下のサイズのロータリー車を企画してデザインされ、没となったものをデビュー当時世界最小のＶ６エンジン」のユーザーレビュー

カッコ良し！サウンド良しも・・・ もともとはＲＸ７の下のサイズのロータリー車を企画してデザインされ、没となったものをデビュー当時世界最小のＶ６エンジン

2009.2.10

総評

カッコ良し！サウンド良しも・・・
もともとはＲＸ７の下のサイズのロータリー車を企画してデザインされ、没となったものをデビュー当時世界最小のＶ６エンジンを載せてＦＦスポーツとしてデビューした車らしい。バブルがないければ誕生しなかった車なのだが、そんなことお構いなしにデザインに魅かれて試乗し、Ｖ６サウンドに惑わされマイカーとなった。
　マツダ５チャンネル体制化ユーノスブランド、ロゴとか結構気に入ってたが、車の方はというと
ホント格好とエンジン以外には魅力のない車だった。まず何といっても完成度が低い！！5チャンネル体制化で各ブランドに車を供給する企業力もないマツダがバブル下金融（住友）機関に乗せられ、無理やり販売店を拡充したものだから、当時のマツダの車はどれも完成度の低いものだったと記憶している。唯一デザインに関してはロードスター、ＲＸ７（ＦＤ）、センティア、ユーノス５００など、世界的に見てもれべるの高い車達があったのも事実だ。それだけに車としての完成度の低さが悔やまれる。

満足している点

○　デザイン、スタイル（当時流行した丸型異型ヘッドランプのファニーフェイスの車達、ＣＲＸデルソル、フォードフォーカス、ＮＸクーペ等）と比べると、よくぞと讃えられるほど格好よくフロントをデザインしていると思う。スタイルもクーペルックで斜め後方からの姿など、今でもたまに見かけると格好いいなと思えるほど）
○　クーペスタイルに関わらず大人4人が乗れる後席の居住性。180ｃｍの私ではさすがにヘッドルームはきつかったが、日本人の平均的なサイズならちゃんと座れるし、荷室もこのタイプにしては大きく、リアシート倒せば27インチのロードバイクも乗せられた。
○　Ｖ６エンジン、特に3000回転を超えたあたりから回転もスピードの乗りも気持ち良く、良いサウンドを奏でたものだ。アインドリング時の音も乾いた感じでその気にさせられてしびれた。
○　サスペンションはお世辞にもほめられたものではないが、唯一つバイパスなど舗装状態の良い路面の継ぎ目を超える時の感触はサイコー！これほど上手く「トン、ツーッ」てな感じでいなす車、その後も出会ったことがない。まさしくこの一面に限りなぜか？世界最高クラスだった。

不満な点

○　とにもかくにも完成度が低すぎ！エクステリア、インテリアともパネルの合わせ目など隙間も大きく、大雑把。作りこんでないなーと思わせられる部分が多過ぎて興ざめ。リアシートなんて素材が悪くてすぐ破れた人が多いのでは。折角乗れるし、使えそうな広さもあるのにリアシートが分割可倒式でないなんて舐めてる。
○　躾の悪いサスペンション、特にリアはドタバタで路面悪いとドタバタしすぎ。
○　燃費の悪さ（1.8で７～８キロはきつい！）
○　メーカー事情もあって十分な作り込みがなされず、折角の良い素性（特にデザイン）を活かしきれなかったのが残念でならない。それでも当時ライバルとされたサイノス何ぞと比べるとはるかに格好良くて断然いい！！

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験