マツダ ユーノスコスモ 「このクルマは最大公約数を求める人には勧め...」のユーザーレビュー

このクルマは最大公約数を求める人には勧め...

2007.11.4

総評

このクルマは最大公約数を求める人には勧められない。でかいのに人が乗れない、荷物は積めない、泣けてくるランニングコスト、イカレやすい機器類、そしてムダのカタマリという約数がもれなくついてくる。「クラウンやレクサスが高級車」「トヨタが安心」という固定概念を持っている人には全く勧められない。トヨタ的なクルマとは真逆だからだ。しかし、気概や夢などの最大公倍数を追い求めている人にはこのクルマの価値は多少なり分かってくれると思う。惚れ込んで買って維持するのに苦労しても他にさしあたって乗りたい車がないと思わせるものがユーノス・コスモだと自分は思う。

満足している点

ジャガーＸＪ１２のようなムダや排他感を醸し出したデザインと権威的なクラウンやベンツのような定番ではなくこれらのアンチであることがが大いに気にいっている。その当時、ベンツやＢＭＷを目指す高級車は多々あったけど、ジャガーを目指すべく車は日産のレパード.Ｊ．フェリーか同じくマツダのセンティアだったと思う。ボディは夜に後方から光が挿すとリヤのフェンダーラインが光で浮かび上がるのと、昼明かりでも挿し具合によって変わる表情がとても美しい。インテリアもスイッチゴテゴテ、木目調パネルベタベタ、デジタルメーターギラギラの某日本製高級車ようなオッサン臭がなく、いい意味でのオヤジが乗るの似合うインテリアだと思う。木目パネルもスイッチにべッタリじゃなくメーターナセルに一本が水平に走っていてさりげないし、空調、オーディオのスイッチも沢山あるが、コンソールのリッドを閉めればシンプルになる。キーを捻れば点灯するキラキラのメーターもあのインパネデザインなら演出だと思えば十分納得できる。走りはスムーズ＆スポーティで１３Ｂでも十分な走りを楽しめるし、静粛性も詰め物満載な人工的のもじゃなく、ロータリーのエンジン音が聞こえてくる自然な静かさが良い（ロードノイズは？だけど）

不満な点

内装のデザインは良いけど、マツダ車のご他聞にもれず材質がチープ。特にパワーウインド、トランクオープナーのスイッチは先代のルーチェのものを用していたり、キーシリンダーもゾッとするような安っぽいものが使われている。タイヤもプレミアムカー用にしても、ロードノイズが少し大きめ（これはクルマが古いから仕方無いかも…）ハンドリングもマツダらしく軽快なものならとてもいいと思う。最後に素人さんに見られたときにリアから見られていたせいか、ローレルですか？（しかも一人はタイヤ屋に）と言われた…

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験