マツダ ユーノスコスモ 「決して悪い車ではない まずこの車は、好きなからはとことん愛され、そうでなければ見向きもされない車であるということです。 この車の最大の特徴は３ローター」のユーザーレビュー

決して悪い車ではない まずこの車は、好きなからはとことん愛され、そうでなければ見向きもされない車であるということです。 この車の最大の特徴は３ローター

2008.9.21

総評

決して悪い車ではない
まずこの車は、好きなからはとことん愛され、そうでなければ見向きもされない車であるということです。
この車の最大の特徴は３ローターであるということ以外、これといったものはありません。
確かに内装は素晴らしいの一言です。牛何頭分か分からないほどの革張り、木目調じゃなくて本物の楡材を使ったり、エスティマと同じくらいにデカイはずなのに、二人乗るとすごく窮屈に感じたり・・・ただラグジュアリーを味わいたければ、他にいくらだって車があります。
ロータリースポーツを味わいたければＲＸ－７を買えばいいわけで、「ロータリーに乗りたいけどカミさんが・・・」という人はＲＸ－８を乗ればいいわけです。
しかし、我々が買うことのできるロードカーロータリーエンジンの頂点を極めた３ローターターボを乗りたいという人には、この車以外の選択はないわけです。
はっきり言って、独特です。
静かで恐ろしくトルクがある、ふわっと１８０キロまで上がっていく感覚は、他の車では味わえません。
ＧＴＲと比べてみると１２０くらいから振動とエンジン音はドラマティックに「スポーツカー」だなと感じるものなのですが、この車の場合、振動はほとんどなく、エンジン音はＢＧＭ程度です。
シャツ系の服にジャズ系でも聴いてみようか、夜の街をちょっとだけ速く走ってみようか、というような感覚で乗る車です。

満足している点

本来、開発費が定価の倍以上だったことを考えると、価格的には安いものであるといえるかもしれません。（ただし乗用車レベルで）
内装も革製品、天然木使用している点でラグジュアリー感は感じられます。スペシャルティの中でもややスポーツ志向によっていると言えるでしょう。
その他の動力性能は云うにおよびません。

不満な点

Ｃピラーの厚さによる後方視界不良は、特筆すべき短所であると思えます。
また、３ローターの（と言うより高馬力車）のアクセルの踏み方は、トラクションコントロールのないＦＲ車であることを忘れてはいけません。例えば、雨の日の信号での事故は多かったと言うエピソードがあります。
さらに、ボンネットが大きいため、ある程度のなれも必要かと思います。コックピットに座るとあまり長さを感じないのですが・・・こすった経験がありました。
燃費については、特にそれ相応かと思いますし気にしていません。
２０Ｂオーナーの場合Ｏ/Ｈは１００万位しますが、あるショップで聞いたところ値段が高いから乗り換える方は少ないらしく、大事にしていく方がほとんだそうです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験