マツダ CX-60 「洗練の余地あり」のユーザーレビュー

洗練の余地あり

2022.9.24

総評

現在、次期ファミリーカーの選定中。候補は今のところエクストレイル、CX-60, CX-5、RAV 4、ハリアー、HR-V。

CX-60はとても素性の良い車だが、まだ熟成不足で洗練させる余地があると感じた。年次改良に期待。

満足している点

SUVらしい見晴らし、直6エンジンのスムーズさ、上品な内装。

不満な点

熟成不足を感じる点。300万円の車だったら「こんなものかな」で済むのだが、600万円の車だとこの熟成不足は気になる。素性が良いだけにもったいない。年次改良に期待します！

デザイン

5

タンカラーの内装が素晴らしい。惚れ惚れする。インパネやドアトリムの部分はスウェード調になっているのがまた良い。

ステアリングは２色（タン・黒）の革の組み合わせで超上品。マツダのエンブレムの代わりに、スリーポインテッドスターやベントレーのマークがついていて不自然でない仕上がり。

CX-5の内装も好きだったのだが、CX-60の内装を見た後だと古臭く感じる。CX-5がダメなのではなく、CX-60が凄すぎるだけだが。。。

エクステリアは落ち着いた雰囲気。CX-5, CX-8と並んでおかれていたが、特別目立つ感じもしなかった。控えめで良いと思う。

走行性能

3

ハンドルは軽め。気になったのは、ハンドルの復元力が弱い点。手を放してもハンドルが全然元に戻ろうとしなくて焦った。個人的にはもうちょっと復元力が強いほうが運転しやすいと思った。購入予定の方は、ご自身の好みに合っているか、試乗時にチェックした方がいい。

加速はスムーズ。トルコンレスのATだがクリープも自然だった。ただ、バックでブレーキをかけながらゆっくり後進するときはかなりギクシャクしていた。トルコンレスの弱点が出ているのだと思う。購入予定の方はここもチェックした方がよい。

乗り心地

3

CX-5より落ち着いた乗り心地。問題なし。

直６エンジンは超スムーズ。振動はないのにディーゼル音がしている点にちょっと違和感を感じた。ガソリンエンジンの直6だと気にならないのだが、なぜだろうか。。。

アイドリングストップからの復帰が爆音（車内）。直６らしく振動なくスムーズにアイドリングストップから復帰するが、音は大きく感じる。復帰時だけでいいから音を抑えてくれるとより上質な車になると思う。

音量自体は小さいのだが、いろいろな音（モーター音、回生音、アイドリングストップからの復帰音、ディーゼル音）が次々に聞こえて騒々しく感じた。市街地でストップ＆ゴーを繰り返していると気になる。購入予定の方は要チェック。ここもブラッシュアップする余地があるのでは？

後席はCX-5よりちょっと広いかな？レベル。車体の大きさほど広くはない。

積載性

-

試乗なので無評価。

燃費

-

試乗なので無評価。

価格

2

故障経験