マツダ アテンザワゴン 「長距離移動は快適です。」のユーザーレビュー

長距離移動は快適です。

2022.1.10

総評

購入から約８年３か月、走行距離も２０万㎞を超え、この車の特徴もだいぶ分かってきたため再レビューです。
２０万㎞を超えると、さすがに新車時からと比べ燃費やエンジン性能の衰えを感じさせる部分はありますが、運転の楽しさという部分においては変わりはありません。
高速道路や信号の少ない一般道を利用した長距離移動が多い方にはすごく良い車だと思います。
逆に、街乗りなど短距離走行のみといった使用方法だと、この車の良さをあまり体感することはできないと思います。

満足している点

良好な燃費と高い動力性能を両立できている点。
それでいて、使用燃料は軽油なので、長距離ドライブに気軽に出かけられます。
また、後部座席を倒すと、おおよそ畳１畳くらいの真っ平らなスペースができ、荷物もそこそこ積め、車中泊も可能です。

不満な点

後部座席の居住性。
普段運転している分には気が付かないが、いざ後部座席に乗ってみると、足元まわりにもう少し広さが欲しいのと、リクライニング機能があったらと思うことがあります。

デザイン

4

私は購入時は純正17インチホイールを履かせていましたが、この車には19インチホイールを履かせたほうが、見た目もシャープな感じでかっこいいと思います（今は社外19インチホイール）。

走行性能

5

エンジンは初期型の175馬力（最大トルク42.8㌔）版ですが、日本国内で使用する上では十二分な動力性能です。
10％以上の勾配が連続する峠道でも、1500～2000rpmくらいでスルスルと登っていきます。
高速道路は、合流時でも2500rpmくらいまで回せば十分流れに乗れ、登坂車線のある長い登り坂でも6速からシフトダウンせずとも登れます。
停止状態から発進時は一瞬に限り重さを感じる部分はあります（これも少し強めにアクセルを踏めばグイっと発進します）。

乗り心地

4

19インチタイヤだと、少しごつごつした感じはありますが、問題ないレベルです。
※17インチタイヤだと幾分緩和されます。

積載性

4

ある程度の物は積めますが、高さのあるものは厳しいです。

燃費

5

新車時は、街乗り12～14㎞/L、高速道路や郊外の道で19～21㎞/L前後。
２０万㎞を超えた現在は、街乗り10～12㎞/L、高速道路や郊外の道で17～18㎞/L前後。
速度はいずれも周囲の車の流れに乗って、DPF再生による一時的な燃費悪化を加味しての数値ですが、燃料も軽油であるため十分良好です。
※高速道路ではエンジン回転数が2000rpmを超える速度で巡航すると、燃費がガクッと悪くなる傾向にあります。それ以下であれば大きな落ち込みはないです。

価格

4

購入時は、消費税率が5％の時ではありましたが、オプション等も込みで300万円台半ばで購入できたため、コストパフォーマンスは良いほうだと思います。

故障経験

ドアミラーの開閉不良、パワーウインドウスイッチの故障、足回りの異音、ラジエターまわり（ウォーターバイパスパイプからの水漏れ）など。