レクサス UX EV のみんなの質問

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なぜドイツ人は実用性とデザイン性と走りと総合評価が高い車が造れるのか?

フィットは実用車としては極みのような車ですがデザイン性はないです。
MAZDA3とレクサスUXは独特なデザイン性は素敵ですが実用性は犠牲にしてます。
恐らくデザイン性と実用性を兼ね備える設計は難しいのだろうと思うのですがなぜドイツ人はそんな車を作れるのですか?
ドイツ車は全てが平均80点という感じです。
日本車は100点もあれば50点もあるような。
ドイツ人と日本人の民族性の差ですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

ドイツ他ヨーロッパは古くから美学的に完成度の高い文化があり、例えば洋服デザイン(主に仏や伊)や家具デザインなどでも見られるように、日本の凝りに凝った職人芸による細かな意匠より、いかに形、カラー等を実用に適ったものをより無駄なく格好良くデザインするかという事に焦点をあてて考えて来た歴史があるのに対し、日本は洋服と着物の違いでも判るように、実用性より機能性より、無駄を排除する定義のない様式美に焦点をあてて美を極めて来た歴史の違いがあると思います。
それに対し、ドイツ人の合理主義での無駄を排除し機能美を追求した結果、車のデザインにおいてはアウトバーン走行を可能にする空気抵抗係数や衝突時の安全性を確保するためのロングノーズ、低重心、それらの工業的な機能を備えながら、長い西欧の美的概念等が集約された結果、現在あるドイツ車の機能美に満ちた、人の美的観念に訴えるデザイン性のある車が出来上がったのだと思います。

実際、自分自身メルセデスに乗っていますが、この前の車はレクサスのRXでした。
比較すれば、他の方のコメントにもありますが、故障もないので確かに部品交換をした事もありませんでしたし、燃費も2t以上ある車体ながら燃費が15km/Lなど、そう言った意味ではリーズナブルで快適でしたが、その後モデルチェンジし、なんでもレクサスのデザイナー曰く「ガンダムが自分のデザインコンセプトの基礎になってる」的なレクサスオーナー向け冊子の中のインタビューに対する回答の記事を読んで、でフロントマスクがあのスピンドルデザインになった訳かと納得した次第です。

つまりは文化の成熟度という点において、ヨーロッパで培われた成熟度の高い美意識と、戦後の日本で作られたアニメ文化から来た「ロボットのカッコ良さ」という決定的な美に対する概念の違いが、カーデザインでも否応無しに表出するのではないかと思えるのです。

世界大戦で破壊し尽くされた街はともかく、ドイツ、フランスをはじめとしたヨーロッパの都市の整然とした建築物、都市構想や、また教会に行けばその内部には圧倒的な芸術が身近に存在する環境。。
日本にも確かに維新以前はそれなりに整然とした日本の古来の屋敷町や、世界遺産にもなった白川郷の民家群等が各地に存在したりもした訳ですが、現代では洋風、和風或いは風変わりな建築物が都市構想の概念など意図せず、思い思いのてんでバラバラな建築物が並んだ街並みが、日本の各都市の定番の風景になりました。

先祖代々、幼少時からそのような美的環境に差のある場所に育った人間のデザインや物に対する概念は、長い間に差が出てくるのは必然だと思います。
都市の美観という解りやすい比較をした場合、ヨーロッパの街並みと日本の街並みを比べた場合、現代に限れば、明らかな美的差異が感じ取れると思います。

ドイツ車をはじめとする欧州車は、その中世から続くヨーロッパの街の多くに、不思議と違和感なく馴染んでいるのが現実で、これはカーデザインに「シック」という、いわば「大人の美的センス」が有るからだと思います。

また、物作り的な面で言えば、中学の歴史教科書にもあるように、恐らく13世紀頃から続くマイスター制度の存在が大きく影響しているのではと思います。
ドイツには工業の分野でもマイスター(達人、日本で言えば匠)が存在して来たお国柄で、こういった自動車の設計でも「最高度に満足出来る徹底した物作り精神」というものが、日本やその他の産業後進国にはない歴史の中で醸成されて来た筈で、それが工業製品である車にもブレずに反映されているのだと思います。

単に車の総括的な魅力ということでは、個人の好みによるとは思いますが、自分にはどうにも最近のレクサス他アルヴェル等、トヨタのスペシャリティカーのフロントグリルが、どこか子供っぽくやんちゃな感じで、シックには見えずメルセデスに変えたのですが、デザインのクォリティが高く、足周りがしっかりしている事、一本筋の通った剛直とも言えるブランド精神など、やはり成熟したヨーロッパ文化の結晶の一つでもあるドイツ車は、デザイン性を含めた工業製品としての完成度がやはり高いと感じています。

質問者からのお礼コメント

2020.2.3 12:43

回答ありがとうございます!
確かに両国の歴史や伝統文化美意識は大きく違いそれが車造りにも出てる気がします。
トヨタは日本らしさが凝縮した会社かもしれません。
LFAやセンチュリーは採算度外視で凄いのを造ったりしますしね。

その他の回答 (36件)

  • やっぱり高速道路が速度無制限で走り込みの量(アウトバーン で200km/h前後以上の速度で走った販売台数と距離の延合計)が違うから。甲子園球児と県大会2回戦負け高校球児、インターハイ出場選手と県大会2回戦落ちの選手ぐらいの差はあるんじゃないかな....。

    車って安全に速く走れて、いくらのもの。そのベースが有って初めて快適機能とか便利機能って生きてくるんだと思います。走り込んで毎日運動しているアスリートと腹の出たメタボオヤジぐらいの差はある....。

    メルセデスとか100点、ポルシェとか120点。フォルクスワーゲンで80点。これは販売ターゲットと販売価格の制限があるから仕方が無い....。

    フォルムの美しさってF1カーや戦闘機のように安全に速く走る、飛ぶことを突き詰めると自然に出てくる重心バランスとか、剛性設計や空力デザインってあると思うんです。それを一般の私たちは直感的に綺麗だとかカッコいいとか快適だとか安心だとか感じるんじゃないかな?

    そう言う意味ではスバルって評価高いよ。最近デザインがトヨタみたいにエラ張って、アゴがシャクレ上がってきたけど。

  • もっともっと突っ込めよ話を。

    民族性の差だろ。

  • BMWも日本人がデザインしていますが?

    https://www.autocar.jp/news/2018/11/10/326633/

  • コスト配分の違いだと思います。

    毎年の決算報告のニュースを読めばわかりますが、ドイツ車メーカーも日本車メーカーも、営業利益率は大して変わりません(メーカーにより5%~10%程度です。最近の決算では、VWは6%程度でトヨタは8%程度)。

    つまり車両の価格帯が同等だとしたら、ドイツ車がめちゃコストをかけているわけでもなく、日本車がめちゃケチっているわけでもない、ということになります。なのにデザイン性や基本走行性能に大きな違いが出るのはなぜか?おカネの使い方が違うからでしょう。

    日本車はやはり、故障率の低さ、内外装や部品の耐久性の高さ、至れり尽くせりの装備といったところにコストをかけており、デザインや基本走行性能やシートの座り心地や新車装着タイヤのグレードなどは、そこそこでよしと割り切っていると思います。それでも日本車が世界的に支持される最大の理由は、高い品質に対して維持費や修理費も含めたトータルコストが極めて安くつくから、に他ならないと思います。

    ドイツ車の場合には、故障率や耐久性はそこそこでよしと割り切り、その分のコストをデザインや基本走行性能やシートにかけているように思います。そうでなければアウトバーンを安心して走れませんしね。
    一方で悪く言えば、維持費や修理費という形で顧客側に品質維持のコストを転嫁しているとも取れます。これをどう思うかは人それぞれですが、同じクラスのクルマなら、トータルコストは日本車を上回るケースが多くなるのでは。メーカー保証期間が終わったら売却して新車に乗り換えるというのも、余分なコストには違いないですからね。

    私自身は、多少の難があろうとも故障知らずでコストコンシャスな日本車の方が好みなので、ドイツ車は選びません。定年退職してヒマになり退職金もあって、ディーラー通いが苦にならなくなったら、ドイツやフランスのクルマもいいかなと思いますが。

  • 国民性の違いです。
    ドイツ人は真面目です。
    日本人も真面目ですが違う真面目さというかで違います。日本人が真面目に作ってもドイツ車を完全には真似出来ません。
    デザインが良いならドイツ車を買えばどうですか?デザイナーが同じ人でも日本人には作れませんよ。

    日本は誠心誠意
    ドイツは質実剛健
    の真面目さというか文化だと思います。

  • >kik********

    その通りですよね。お店に出向いて乗ってない。ここって井の中の蛙さんめっさ多いです。

    今日も俺は雨の中、コンパクトSUVを試乗してきました。大変いい車でした。

    https://i.imgur.com/kWqYH4d.jpg

    ライズやロッキーなんてまったく相手にならず。CX-30よりも全然上ですね。

  • ドイツ車が優れていると感じたのは足回り。
    コーナリングや衝撃吸収性。
    サスペンションのお金のかけ方も違うし、その動きを受け止めるボディの堅牢性も違う。
    本当に日本車とは全然違う。
    日本車もだいぶ良くなったけど、そこは20年前のドイツ車にまだ追いついていない。
    つい先日手放したPOLO。27000㌔しか走らなかったのですが最後に乗った時、コンパクトカーでこれだけコントロールが自然で不快な揺れや音がしないクルマは国産には無い。
    その反面、年数経過に対して劣化するものはハンパない。内装のプラスチックはあらゆる所が歪み、割れ、10年を過ぎたらパワーウィンドウやドアロック…次から次へと壊れ始めた。
    日本車にはこのようにあからさまに劣化していくクルマはありません。
    距離が少なければ、サビさえ気をつければいつまでも新車の様です。
    メンテナンスさえきちんとしていれば走りも長持ちする。
    デザインは好き好きです。
    マツダの実用性無視のデザインは好きではありませんが、今度のフィットはアリ!じゃないでしょうかね?
    確かにゴルフやポロの方が魅力的ですが、10年乗るならフィットの方がいい。
    あくまでも日本の気候と道具としてクルマを見た場合。
    不便を超越した魅力はドイツ車には敵いません。

  • 文化の違いもあるんじゃないでしょうか。

    例えば日本刀なんて凄いですよね。
    材料はいまだに「たたら製鉄」で4日ぶっ通しの作業で玉鋼を作って、刀匠や研ぎ師によって刀に命が宿る。
    たたら製鉄の作業の見学は原則非公開ですが、何かのきっかけで個人的に見学させてもらう機会があり、真冬の島根県奥出雲まで行って見学しましたが、作業風景はまるで儀式そのものです。

    職人の製法や魂が長年継承され続けており、その刀は硬いのにしなやかで丈夫。この相反するを作り出してる要因は現代科学(金属組織学etc)をもってしても未だに解明できていないそうです。
    勿論ドイツの職人でさえ作ることができない。
    でも何故か日本の職人は良いものを作る。
    作業をジーッとみてて僕は日本人ってやっぱ凄いと感心しました。

    そこには脈々と受け継がれてきた「職人の魂」というものがある。

    https://youtu.be/yvJGmLuhwzs

    ドイツの車についても量産品にはなるけども基本は同じでしょう。


    ここで問題なのは、今までものづくりの第一線で活躍されてきた経験豊富な職人がいなくなったら、その跡を継いでいく若い世代がその技術、製法や魂を受け継いでいく人が多くいるのかどうか。
    ヨーロッパでも若者のものづくり離れが進んできている現状を見ていると、もっと若い世代にものづくりの面白さを知ってもらって、そういう人が増えてこないとドイツ車独自の伝統が損なわれていくのではないかと危惧しています。

    ものづくりはその作る人や文化などによって違い、それぞれに特徴がある。
    これを互いに認め合うことが大事なのだろうと思います。

  • ドイツは工業大国で、そのものの品質を大切にします。

    日本のメーカーは何よりお金を大切にします。

  • そう感じるのは外車を知ってる人だけでしょう。
    日本車しか乗ったことのない人は感性が磨かれてない。
    デザイン性と実用性を兼ね備えた設計は可能ですよ。
    現にドイツ車、フランス車はそれができている。
    小さいころからカローラに乗ってた子供が大きくなって、センスのいい車を作れるとは思えない。
    文化の差だね。
    知恵袋の中でスイスポ最高と言ってる連中の多いこと(笑)
    自分の感性の低さを自慢してるようなもんだよ。

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