レクサス LS 「わが国の交通モードではベスト 納車後１か月ほど経過し、走行距離が800キロを超えたので、このクルマについて評価したい。比較の基準は、１０年以上乗ってき」のユーザーレビュー

わが国の交通モードではベスト 納車後１か月ほど経過し、走行距離が800キロを超えたので、このクルマについて評価したい。比較の基準は、１０年以上乗ってき

2007.1.4

総評

わが国の交通モードではベスト
納車後１か月ほど経過し、走行距離が800キロを超えたので、このクルマについて評価したい。比較の基準は、１０年以上乗ってきたメルセデスＥクラスである（Ｅ320とＥ500）。結論的に言うと、表題に述べたように「わが国の交通モードではベスト」のクルマであった。
　もしかしたらＥクラスはクルマの限界領域においてＬＳをしのいでいるのかもしれない。また、ブランド力は現在でも圧倒的である。しかし、私のように日本の交通モードで好きなオーディオを聴きながら、安楽にかつ速くを指向する者には最高のクルマである。
　だから、次の人には、ＬＳは薦めない。
①ブランド力を重視する人
②クルマの基本性能で物足りないところがあるのではないかと考えて　いる人

満足している点

①車重は２トンを超えるのに、この軽快な速さは、実に気持ちがよい。
②遮音性は高く、クルマがオーディオルームになるとは思ってもみなかった。
③吹け上がりのよいエンジンは、クルマを繰る楽しさを再認識させてくれた。
④ナビの充実度は想像以上で、これと比較すると前車のナビは江戸時代のものか（？）と思えるくらいの差がある。
⑤柔らかい乗り心地が好きな私にはコンフォートモードは最適。高速でもこれで走行している（諸般の事情からあまり飛ばさない）。
⑥ドイツ車にみられる・これ見よがしなデザインではなく、控えめに見えて実は強烈な自己主張のあるデザインには深みを覚える。
⑦電装や組み立て精度において、前車とは工業製品としての完成度に雲泥の差がある。

不満な点

完璧なクルマはない。長所と短所のバランスが総てである。
①デザイン的に包まれ感を重視しているためか、クルマの見切りがとりにくい。ボンネット上のベンツマークは前方感覚をつかむ上で大変重宝であった。
②変速ショックのないＡＴは最高のできであるが、発進時に変速ショックがある。これは試乗車でも感じて、おやと思った。やや不快なので、発進時は柔らかくアクセルを踏むこととした。
③短所ではないが、密室度が高いせいかスピード感が得難い。ゆっくり走っているつもりでも、80キロだったりする。スピードにご注意！

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験