2006年9月
■2006年9月
日本市場ではトヨタブランドのセルシオからレクサスブランドのLSに変わって発売されたフラッグシップサルーン。初代モデル以来の高品質なクルマ作りを受け継ぐとともに、トヨタの最新・最高の技術を惜しげもなく注ぎ込んで作られた。「ときめき」と「やすらぎ」に満ちた最高の時間を提供するというレクサスのコンセプトを具現化したのがLSである。外観デザインはLフィネスというレクサスのデザインコンセプトを表現したもので、存在感と美しさを両立させている。技術的には前モデルからキャリーオーバーしたものはほとんどなく、プラットフォームを始めとしてほとんどすべてのコンポーネンツを新設計した。ポート噴射と直噴を組み合わせたV型8気筒4.6Lエンジンは385psものパワーを発生する。組み合わされるATは世界初の電子制御8速ATで、電子制御エアサスペンションを組み合わせた前後のマルチリンク式サスペンションも新設計されたものだ。最新の電子制御技術を盛り込んで作られた安全装備も注目されるところ。駆動力やブレーキ、ステアリングを総合制御VDIMを始め、統合安全コンセプトに基づく前後からの衝突に対応するプリクラッシュセーフティシステムなどの高知能化を進めた新機構が採用されている。最先端のテレマテックスサービスGリンクやGセキュリティなど、数々の世界初の装備も採用されている。マークレビンソンのオーディオなど快適装備も超一流のものが用意される。