レクサス GS 「中間層崩壊で誰が買う １９型後期バージョンＩに乗っています。ＳＡより試乗のお誘いを頂き試乗した印象です。 レクサス基準は、満たしており満足度は高いと思」のユーザーレビュー

中間層崩壊で誰が買う １９型後期バージョンＩに乗っています。ＳＡより試乗のお誘いを頂き試乗した印象です。 レクサス基準は、満たしており満足度は高いと思

2012.2.12

総評

中間層崩壊で誰が買う
１９型後期バージョンＩに乗っています。ＳＡより試乗のお誘いを頂き試乗した印象です。
レクサス基準は、満たしており満足度は高いと思います。総合的に見て、そつなくまとめられており、特にインテリアの質感は、幾分向上したと思います。しかし、１６型・1９型と乗り継いできた者としては、進化・革新性は全く感じられません。帰って、米国の自動車サイトを覗いてみましたが、評価はやはり全般的に厳しいですね。一つには、19型と比べても特段の進歩が感じられす、日本名のフーガの後塵を拝していて、Ａ6にも遠く及ばない評価です。主因は、エンジンやミッションの進歩がなく、フロントマスクにのみこだわったからでしょうか。そのフロントマスクも、ダーク・ベーダーと揶揄される始末。ちょっと悲しいですね。少なくとも、１９型後期との乗り味での進歩は感じられません。

満足している点

レクサスならではの品質・安心感はお約束どおりです。しかし、北米価格との唖然とするほどの価格差・ほとんどダンピング価格状態は、物議を醸すのではないですか。
個人的には、フロントマスクの品性のなさが好きではりませんが、全体的なまとまり感は流石レクサスです。ショー・ファー・ドリブンではなく、ドライバーズ・カーとしては、間違いなく最高の一台でしょう。
しかし、民主党の無策とこの円高で年収１０Ｍ～１５Ｍ円層が崩壊した今、ＬＳは法人需要でかろうじて存在感を示すが、このＥセグのＧＳは誰が購入するのかい言う疑問が湧きます。尤も、これはレクサスの責任ではなく、むしろ国内製造に拘り続けたトヨタにとっては、少々の同情を禁じえません。

不満な点

担当役員・開発主査までが、旧型のネガティブ・キャンペーン発言には、疑問符ですね。それだけ、新型の革新性はないということの証左なのでしょうか。
米国でも、旧型のキャリーオーバーに対する評価は厳しいものがあります。ある米国サイトでは早くも、フルテストの結果を載せていますが、旧型19型と比べても、四分の一マイルテストでも旧型の僅少の優位。
クラウンの質感と走行性能の劣化・改悪対するアンチテーゼとしてのレクサス。中身は堂々の世界最高なのに、何故、技術の出し惜しみをするのか理解できません。8速ＡＴ、ターボ化等の革新的な要素を付加しない限り、ブランドの構築さえ難しくなるのでは。ＧＳに、２．５Ｌは無用でしょう。あのＰＷＲでは、まともに走らないでしょう。それに、相変わらずの上から目線でのドイツ車乗りの少々偏ったレヴューをみると余計に悲しくなります。奮起を期待します。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験