レクサス GS 「バランスに優れた車です。 正統派な人にとっては、性能、価格、ブランド力のバランスが取れた車だと思います。 車に関しては、ボディの下回り、足回りを覗き込」のユーザーレビュー

バランスに優れた車です。 正統派な人にとっては、性能、価格、ブランド力のバランスが取れた車だと思います。 車に関しては、ボディの下回り、足回りを覗き込

2010.5.8

総評

バランスに優れた車です。
正統派な人にとっては、性能、価格、ブランド力のバランスが取れた車だと思います。
車に関しては、ボディの下回り、足回りを覗き込み、フロントボンネットを空けて、閉め、高速道路の追い越し車線の流れを先導し、少し速めのペースでワインディングを駆け抜けてみると、一般の車との性能差、価値がわかると思います。
他国での車両価格を日本円の外貨換算と比べるためには、各国のメーカーの置くその国のマーケット価値、車文化の位置づけ、給与水準、医療保険、社会保障、物価全般を踏まえた上で考えないと真の答えは得られないでしょう。一つ例を挙げれば、レクサスとメルセデスの北米価格の比を考えると、日本でのレクサスの価格は安いということになりますし、当然別の見方をすればメルセデスの日本での価格は高いとも言えます。
誰もが認知するブランド力を得て、ホテルやレストラン、航空機と同様、ディーラーでの時間も気持ち良く過ごすためには、多少の価格を上乗せしてもかまわないという考え方ですので、価格も適正だという印象を持っています。
一般に高級車といわれる車の購入層には、少なからずブランド力や、他人の評価を気にする傾向があると思います。その上で、シンプルにレクサスに乗りたいのかどうか、その人の価値感、経済的なゆとりと併せて決めればいいと思います。

満足している点

ワンプライスを貫き通しているところ。
せっかくの新車を買う際に、ディーラーとの価格交渉に力を使うのでなく、オプションや、外装色、内装色、素材を吟味するのに、時間と意識を使えるのはメリットです。いつでも誰にでも同じ価格というのは、実は多くの人にとって、気持ちの良いことだったりするのではないでしょうか。
また、ただではできない、おもてなしのサービスを新車で買うのと、認定中古車で買うのと、中古車で買うのとで、最善を尽くした妥協点で、それぞれに相応しいサービスを提供していることも評価できます。これは、相手の視点に立てば当たり前のことだと思います。

不満な点

街中を楽に走るために、トルク重視の460、450hであれば、不満は少ないと思いますが、売れ筋の350ですと、多少なりともアクセル踏み込み、エンジンを回さないと、望むような加速を得られないため、確かにその意味での性能では、半額程度の車と同程度と成り得るいうのが短所だと思います。その点、先代のアリストは、2JZ-GTEというエンジンを限られた車種にしか展開せず、また他メーカーも同程度の車を出していなかったこともあり、上手く突出できていました。これをクリアするために、GS-Fと言われるような車種を1000万円程度で出すというのもありですが、値段相応という感じになってしまいますね。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験