ランドローバー レンジローバーヴォーグ 「我が家のヴォーグ」のユーザーレビュー

我が家のヴォーグ

2017.9.3

総評

現代SUVのようにスマートで高性能ではないが、他のSUVにはないレンジならではのこだわりがある。
内装デザインは機能的だがリビングに居るような落ち着きを感じることができ、
外装は最近の欧州系SUVのように洗練されていないが、時が経つほど愛着が湧く。
基本設計は古いが、性能、機能、安全性は現代レベルでも何とかクリアできるし、長く乗っても飽きない車だと思います。

満足している点

・国産車にない内外装の品の良さ
・飽きのこないクラッシックなボディデザイン
・落ち着くフロントパネルデザイン
・本格クロカン並みの悪路走破性とオンロードの乗り心地が両立

不満な点

特にないが敢えて言えば…
・車重重く重心高いので、山道は気を遣う
・街乗り5km/Lの燃費
・塗装弱くキズがつきやすい

デザイン

5

現行のシームレスで未来感的な外装も好きだが、カッコいいとは言えないが、ゴツゴツ感が残るどこか愛着のあるシェイプは見ていて飽きない。volvov40も所有しているがレンジの内装は運転していて何故か落ち着く。例えるとIKEAと匠大塚のショールームに行った時の感覚の違いでしょうか。

走行性能

4

5.0LNAは2・5tを超える車重でもパワー不足は感じない。
さすがにコーナーでは車重を存分に感じることができるが、クロスリンクサスは結構踏ん張ってくれる。
高速直線道路では、どこまででも走ることができそうと思わせる抜群の安定感。
街中の取り回しも、伝統のコマンドポジションで見切りが良く困ることはないが、林道、農道クラスはさすがに緊張する。

乗り心地

5

【乗り心地】
伝統のエアサスはかなり柔らかめだが、コーナーではクロスリンクのおかげでほぼロールなし。
マイルドな高速走行での段差のいなしはさすが重量級エアサス。
バネ下が重いせいか、荒れた舗装路では少し足がバタつくが、車の性格を考えると抑えられている方だと思う。
また重心が高いので、4輪独立懸架とはいえ低速では左右にかなり揺すられるが、以前乗っていたリア5リンクのランクルよりは良好。

【静寂性】
遮音はしっかりしているので静寂性はかなり高いが、それだけにエアコンファンの音(特に座席ベンチレーション)やサイドミラーの風切音がとても気になる。
また、硬めのタイヤ(ピレリ スコーピオン)とモノコックボディのせいか、ロードノイズは結構車内に響く。最近ブリヂストンのALENZALX100に履き替えたらロードノイズが激減、ただマッチサイズがないのが残念。

積載性

5

荷室は充分な広さあり、レジャー含め不足を感じたことはない。
トノカバーは丈夫なので重宝します。

燃費

3

街中5.0km/L ※最近は4.5km/Lくらい
高速7.5km/L ※丁寧に走れば8.5km/L

価格

5

2014年に3年落ち、車検2年付、ワンオーナー車庫保管、走行18000kmを800万円で正規ディーラーから購入。当時相場を考えると割高ではあったが、現在60000km、大きなトラブルなく当たりだったかなと満足しています。

故障経験

言われているほど故障は少ない。今の所エアサスも問題なし。

・ミラーの調整が効かなくなる
・ミラー展開時の異音(暑くなると、みななるらしい)
・サンルーフの下がり(チルト停止位置の異常)
・フロントブレーキの鳴き
・オーディオ電源不良
・故障ではないが、フロントガラスの飛び石によるヒビ(何故か石がよく当たる…)