ジャガー XJシリーズ 「従来のXJのシルエットを最大限生かして、技術的には最先端をゆくX350。そしてﾃﾞｨﾑﾗｰ空白期間にJaguarｾﾀﾞﾝ最高級ｸﾞﾚｰﾄﾞに位置づけら」のユーザーレビュー

従来のXJのシルエットを最大限生かして、技術的には最先端をゆくX350。そしてﾃﾞｨﾑﾗｰ空白期間にJaguarｾﾀﾞﾝ最高級ｸﾞﾚｰﾄﾞに位置づけら

2011.2.6

総評

従来のXJのシルエットを最大限生かして、技術的には最先端をゆくX350。そしてﾃﾞｨﾑﾗｰ空白期間にJaguarｾﾀﾞﾝ最高級ｸﾞﾚｰﾄﾞに位置づけられる2004年SUPER V8は、その後ｽﾎﾟｰﾃｨｰなﾃﾞｻﾞｲﾝに振られゆくXJの中で、最後の落ち着いたコンサバ仕様の一台に仕上がっている。
そして動力性能はスポーツカー並みの実力を持つ。結果的に販売台数も近年のXJの歴史の中でも決して多くないことも希少性が今後きっと評価される日がくるのではないだろうか。

満足している点

伝統のXJデザインを踏襲しており、なおかつ性能は最先端機能を織り込んだ未来志向の車に仕上がっている。
JDﾊﾟﾜｰ社の品質ﾗﾝｷﾝｸﾞで日本車差し置いてJaguarがno.1に躍り出た立役者でもある。
2004年SUPER V8の位置づけは特別である。当時ﾃﾞｨﾑﾗｰが空白期間であったため、この車がJaguar社最高級ｸﾞﾚｰﾄﾞであった。
したがって装備もこの車種がフル装備となる。特にｵｰﾄﾚﾍﾞﾘﾝｸﾞHIDﾍｯﾄﾞﾗｲﾄ、リアｴﾝﾀｰﾃｲﾒﾝﾄﾓﾆﾀｰでDVD鑑賞、ｱｸﾃｨﾌﾞﾚｰｻﾞｰｸﾙｰｽﾞｺﾝﾄﾛｰﾙで車間距離に応じてﾌﾞﾚｰｷﾝｸﾞ、ﾊﾝﾄﾞﾙﾋｰﾀｰ、ﾘｱﾘｸﾗｲﾆﾝｸﾞｼｰﾄ＋助手席前後操作機能、挙げればきりがないほど超多機能・快適機能満載。
シート表皮は伊国ｿﾌﾄｸﾞﾚｲﾝ社製をﾊﾟｲﾋﾟﾝｸﾞ装飾している。革使用範囲は他のｸﾞﾚｰﾄﾞよりも広範囲である。
マットはｳｰﾙ仕立てでソフト。至れりつくせり、サンルーフも装備する。
ｽｰﾊﾟｰﾁｬｰｼﾞｬｰは驚異的な加速を100ｷﾛ近くでも体感可能。他の輸入車の追随も許さない。静寂性、ボデーのきしみも全く無く軽量のため燃費もバツグン（高速では10Km/Lｵｰﾊﾞｰ）。アルミボデーは70%以上が実はリサイクル素材のため、高額なアルミ加工電力消費せずエコをさりげなく実現（あまりPRされていないが）。ほとんど見なくなってしまったﾌﾞﾘﾃｨｯｼｭﾚｰｼﾝｸﾞｸﾘｰﾝの１台にめぐりあったので即決した。X350ではﾚｱ色。

不満な点

地デジ対応していないTVだが、ｱﾅﾛｸﾞでも受信状況は良くない。（個人的にはTVは見ないのでﾃﾞﾒﾘｯﾄｲﾒｰｼﾞなし）。
DVDナビは人によっては動作緩慢と言われるが私は不満なし。
気持ちボデーが大きいため取回しは気をつかう。
フォード製だとかアルミだとか従来のJaguarではなくなってしまったという嘆き、区別をされがちだが進化するJaguarの証として私は評価している。アルミドアであるため、開閉音から重厚感が少し感じられなくなったこと、随所にプラスティックが多様されていることなどが素材選択としては残念なところは確かに存在する。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験