2021年9月
■2021年9月
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガーの電気自動車(BEV)の「I-PACE」の2022年モデルを2021年9月9日より受注を開始した。
2022年モデルではBEV市販車をベースにしたワンメイクレースシリーズ「Jaguar I-PACE eTROPHY」で培った知識や経験を市販車にフィードバックしたという。
具体的にはフロントモーターとリヤモーターのトルク配分を変更し、エコモード時の効率を向上させたほか、アクティブベーンシステムを効率的に使用して温度管理を改善。さらにパフォーマンスや耐久性に影響することなく、バッテリー残量が少ない状況でも作動を可能とした。
エクステリアについては従来モデルでは18インチだったホイールを19インチとしたほか、クロームティップドグリルピンを採用、新たに「ブライトエクステリアパック」を追加した。ボディカラーは「カルデラレッド」、「ポルトフィーノブルー」、「アイガーグレイ」、「アルバ」の新色を含め、全12色を用意している。
インテリアはグレインレザーの14ウェイ電動フロントパフォーマンスシートを導入したほか、ヘッドレストにあるジャガーリーパーを3D加工(レザーシートのみ)、40:20:40分割可倒式リヤシートを標準装備した。
さらに3Dサラウンドカメラ、ブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロール、クリアイグジットモニター、リヤコリジョンモニターなどのドライバー支援システム、最新インフォテインメントシステム「Pivi Pro」も標準装備した。
オプションについても見直しが行われ、ワイヤレスデバイスチャージング、クリアサイト、インテリアリヤビューミラー、アクティビティキー、パークアシスト、コンビニエンスパックなどが加えられている。
2022年モデルから「S」をベースにブラックエクステリアパックや20インチ“スタイル5068” 5スポーク(グロスブラックフィニッシュ)、固定式パノラミックルーフなどを備えた新グレード「BLACK EDITION」を追加。全4グレード展開とした。