ホンダ N-BOXカスタム 「リヤシート洗浄で借りた代車　日本で1番売れている車」のユーザーレビュー

リヤシート洗浄で借りた代車　日本で1番売れている車

2023.1.4

総評

今回初めてN-BOXの代車を借りました。
調べてみると、「G・L ターボ ホンダセンシング」のようです。ボディカラーはプラチナホワイト・パール。


走りや動力性能を求める車では無いが、質感はそのままに実用性や室内空間を求めるならいい選択になると思います。

ドアトリムなどにもしっかり加飾がしてあり、プライベートユースでも満足できる感じでした。
1番売れているのが分かる気がします。

カスタムという事でしたが、見た目は変にギラギラしていなくて尚且つそんなオラオラ系の顔では無いので嫌味が無く好印象でした。

総合的に見れば優等生な印象でした。
ただ、自分の感想としては、あれば便利ですが、積極的に欲しいかと言われればやはりN-BOXではなくN-ONEの方でした。真ん中のチビはN-ONEよりN-BOXの方が良いと言っていました。うちの子供たちは今時の感性を身につけているようです。

今の家庭環境ならチビ3人と高齢な父がいるので間違いなくN-BOXの方が用途に合っていると思いますが、既に我が家にはミニバンがあるので私の求めるところはそこでは無かったので。

ただ、高齢者を送迎したりするならピラーレスのタントの方が乗り降りは楽かもしれません。

満足している点

室内の広さはさすがですね。
座席に座ったときの開放感はトールワゴンタイプに比べると全然違います。

両側パワースライドドアで実用性も高く、背が高いからといってフラフラしないボディ剛性も○でした。

動力性能は調べてみるとターボのグレードだったようで、パドルシフトを使えばそれなりに走れます。
しかも、特別な操作しなくてもパドルシフトを操作するだけでマニュアルモードに切り替わるのでこれは便利でした。

不満な点

調べてみるとグレードはターボ車だったようですが、やはり車重があるからなのでしょうか、自然吸気の割によく走るなと思うくらいで、ターボ車らしい鋭い加速はあまり感じられなかったです。（調べるまでターボだとは思っていませんでした）

自然吸気だと坂道や高速道路は少し辛い面が出てくるかもしれません。

デザイン

4

エクステリアについては、総評でも上げた通り、変にギラギラしていなくて嫌味がありませんので、乗り手を選ばないと思いますし、飽きも来ないでしょう。

カスタムだけに、バックドアスポイラーやサイドステップなども装備されており、なかなか見た目はカッコいいです。

走行性能

4

動力性能については、ターボ付きの車でしたが、車種が930kgと1t近いので瞬発力は感じませんでした。

普段は同じエンジンで100kg近く軽い、しかもマニュアルのN-ONEに乗っているので余計その差を感じました。

パドルシフトを使ってマニュアルモードで回せばそれなりに加速しますが、パドルシフトを操作するだけですぐにマニュアルモードになりますので咄嗟のエンジンブレーキ活用では便利だと思います。マニュアルモードだからといってN-ONEほど運転が楽しいという高揚感は感じませんでした。（あくまで個人的意見）

やはりこの車に対するベクトルがN-ONEとは違うので購入の検討時にどの面を重視するかによりこのN-BOXはとても魅力的な車になると思います。

逆にこのパドルシフトを装備したN-ONEを運転してみたくなりました。


エンジンを回した時に入ってくるエンジン音は全然騒がしくなくて、この辺はしっかり作り込んである気がします。

乗り心地

3

スーパーハイトワゴンにカテゴライズされる車なので車高が高く（1790mm）そのせいでふらつくというような事は感じませんでした。かと言って足が硬くしてあるのかといえばそんなゴツゴツした感じが無かったのでこちらも味付けがしっかりされているのかもしれません。

代車で自宅⇄ディーラーの片道約10キロを国道で走行しただけなので大した事はわかりませんでした。

コレも何日か借りていればもっと色々感じられるかもしれません。

積載性

4

代車で借りただけで荷物は載せたことありませんが、コレもN-ONE同様にリヤシートを跳ね上げると大きな物も載せられます。

スーパーハイトワゴンなので軽自動車の中では積載性能はいい方だと思います。

室内収納はところどころに小さな収納スペースがあるのでそれなりに苦労はしないと思いました。こういうところはやはり実用性重視の車の利点ですね。

燃費

-

燃費は一日借りただけの往復約20キロ走行しただけなのでわかりませんがメーターに表示されていた燃費は14.9km/ℓでした。

価格

-

調べてみると、さすがにホンダセンシングや両側パワースライドドア、ターボ付きエンジンにパドルシフトなどの充実装備とスポイラーなどのエクステリア加飾があるので、軽自動車の中では高価格帯となり、販売していた当時の価格で1,895,400円。

コレでもN-ONEのRSより10万円安いので、普通に考えたらみんなN-BOX行くでしょうね。

N-BOXのこの価格でみんなが乗っているこの実用性と室内空間、カスタムのこのエクステリアが手に入るなら逆にお値打ちかもしれません。

故障経験

代車のため無し。

仕様変更しながら現在でも現行車として販売している車なので今後年数経つと特有の不具合とか散見されるようになるかもしれません。