ホンダ ライフ 「まもなく新車購入後３年２９０００ｋｍを迎...」のユーザーレビュー

まもなく新車購入後３年２９０００ｋｍを迎...

2005.8.24

総評

まもなく新車購入後３年２９０００ｋｍを迎え２度目の投稿となります。　改めて価格対性能比の高い「お買い得感」の強い車だと思います。車両価格が２～５倍以上する車も運転した事はありますが、（所有じゃないですよ～）確かに広いし早いし静かだし、絶対性能で言えば段違いのポテンシャルがあると思います。しかし現在の日本の道路事情で常識な運転をする限り、実際に感じられる差はグッと縮まり１．５倍も差は感じられないような気がします。　私もとても車が好きですし、車には趣味性やステータスといった要素も多分に含まれると思いますので、性能の良い車には憧れます。しかし自分には生活費を含め、使えるお金に限りがあり、その範囲内でスキーに行って資格も取りたいし、海外留学もしたいし、結婚もしたい。必然的に車に使える予算も限られてくるのですがその中でライフは過不足無く自分のニーズに答えてくれる良い車です。良いネーミングですね。前車レガシーもとても良い車でしたが、自分の性格上、過剰な性能は発揮できないとストレスに変わる事に気が付きました。何とか自分の車の価値（性能）を認めたくて不必要な急加速や追い越し、スピードオーバーにやっきになってた時代もありましたが、無理やり発揮場所を探して使う領域の性能に対して支払う対価や消費する燃料があまりにも多く馬鹿らしくなってしまいました。将来お金と気持ちに余裕ができれば趣味としてそういう車にジェントルに乗るのは良いかも知れません。ちなみに少なくとも私の行動範囲には本格的4輪駆動車でないと身動きできないような荒地や深雪、アウトバーンは見当たりません。この車でどこでもいけますよ～。みんなで色んな「ライフ」を楽しみましょう。

満足している点

①エンジン　軽快で静か、何より音質が心地よい　ターボラグをほとんど感じないので加速がスムーズです
②ＡＴ　非常にスムーズで変速ショックがほとんどありません。またシフトアップ時のサウンドがスポーティでこの車の一番気に入っている所です。　軽自動車という性格上、普通車に比べ頻繁にキックダウンは行われますが上記の点により殆ど苦になりません。これは大きいと思います。
③静粛性　軽自動車の中では群を抜いて遮音性に優れていると思います
④ボディ剛性　同クラスのＳ社のＷＲはドアを閉めたときにボディ全体が振動、共鳴し、いかにも薄い鉄板をイメージさせましたがライフはしっとりした感じで上品に閉まります。
⑤高速安定性　空力性能と足回りが良いのだと思いますが、高速道路でビシッと安定しており上記４点と合わせまして非常に快適です。
⑥燃費　当方、関西の都市圏に在住です。市街地を含めた幹線道路を往復４０ｋｍ通勤していますが常時エアコンＯＮで周囲の流れに乗ってＬ/１３ｋｍはまず下回りません。　前車のレガシーTW　GTがエコ運転を心がけてＬ/７ｋｍだった事を思えば非常に経済的で心理的負担も減りました　
⑦前席シート　サイドサポートがしっかりしておりサポート性が非常に良いです。　トレッドに比べて背が高いのでどうしてもロールが大きくなりがちですがこのシートで上手く乗員のストレスを軽減していると思います。
⑧インテリア　明るい感じの内装と大きなグラスエリアで開放感があります。
※以上はＦターボ車についてのものであり①～③については代車で使用したＣタイプのＮＡ車ではあまり感じることはできませんでした。

不満な点

①乗り心地　車の形状上あきらめざるを得ないところもありますが常にピッチングが感じられピクピクしています。またカーブではロールが大きいのでホールド性が低く座面が高い後席ではピッチングと合わせて体を揺すられる場面が多く感じます。　車酔いしやすい人は前席に座ったほうが良いでしょう。
②ブレーキ　タッチが人口的でリニアでは決して無い。
③ハンドリング　アンダーステアが強く、カーブで舵角が安定しない。
※舵角を一定にすればラインから徐々に膨れ、修正するとスピードが落ちるにつれコーナー内側に切れ込んでいく感じです。ただし、誤解の無いように追記しておきますが、試乗した同タイプのライバル車の中では一番良かったです。
③密閉性　遮音性に優れていますが一方で食べ物の匂いや体臭がこもりやすいように思います。定期的に窓を開けて換気したほうが良いでしょう。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験