ホンダ ライフ 「簡素になった5代目」のユーザーレビュー

簡素になった5代目

2017.2.14

総評

5代目ホンダ・ライフ（2008～2014年）。
2010～2011年式の車両を何台か、仕事でたまに運転する。
デザイン、走り、装備、全てにおいて先代のライフよりやや劣り、不満点が目立つ。
先代にあった重厚さをそぎ落とした感じ。個人的に4代目（2003～2008年）のほうがおすすめ。

満足している点

エンジンの騒音自体は先代より抑えられている。
前席のサンバイザーはかなり大きい。
ウォークスルーで小物も収納しやすくしてあり、それぞれの座席にカップホルダーがある。
小さな軽自動車には不必要と思われるが、バックモニターが標準で付いている。

不満な点

パワーもないが、相変わらずブレーキが弱い。低速ではカックンブレーキで不快になるし、逆に60キロ以上からの減速もかなり苦手。
4代目同様に、空ぶかし防止機能がある。
外観は、フロント、とくにヘッドライト回りのデザインが先代よりかなりくせがあって、好き嫌いが分かれる。ライトは高さ調節機能はあるが、暗い。
逆にリアは先代よりは保守的なデザインだが、ナンバーがバンパー中央に下げられている。低グレードのためか、リアワイパーがなくなった。
内装はシート表皮が簡素で柄もいまいち（白の車両は紺色、銀の車両は黄色がかかった茶色）。
リアシートのヘッドレストは固く、普通の体格の人だと上に上げないと首に当たってしまう。
グレードによると思うが、メーターはスピードメーター1個だけしかなくなった。
中央のインフォメーションの画面もやたらに簡素だと思っていたら、まさかでプレイステーションポータブルの画面を流用したらしい・・・。
相変わらずシガーライターはない。
キーレスの「カタッ」という作動音が先代よりややうるさい。

デザイン

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走行性能

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相変わらずパワーはないが、先代より少しは改善出来ている気はする。直進安定性も若干上がっている。
最高速度はぎりぎり130キロ出るくらい。

乗り心地

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固くてよくはない。重心が高くてコーナーや横風は苦手。
明らかに先代のほうが重厚でよかった。

積載性

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荷室は小さいが、リアシートも倒れるため必要十分ではある。
スペアタイヤは、先代の蓋付きの専用のスペースから、床板の下の工具類が入った発砲スチロールの入れ物のさらに下になった。

燃費

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リッター9～11キロ。
運転する者が毎回変わり、ちょい乗りが多いため、エアコンを使う時期は特に燃費は悪い。

価格

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故障経験

6年間で特になし。オイル交換も忘れられがちだがよく走る。