ホンダ ライフ 「お手軽ベスト代車」のユーザーレビュー

お手軽ベスト代車

2017.2.14

総評

4代目ホンダ・ライフ。2004年式の前期型や2006年式の後期型など、これまで代車で色違いで4～5台くらい乗った。
毎回乗るたびに、2008年からの5代目よりこちらのほうがよく出来ていると感じる。
グレードは不明のため真ん中とした。デジタルのタコメーターがあってオーディオやオートエアコンもある車両と、タコメーターがなくてカセットデッキとマニュアルエアコンだけの車両があった。
非常に使い勝手が良く、車を「移動のための足代わり」と割り切れるならば、こんな便利な車はない。
もっとパワーがあれば星4だった。星3.5くらい。

満足している点

シャープなデザインの車体は、設計がしっかりしており、とにかく扱いやすく、サンダル感覚で乗れる。
スイッチ類も使いやすく、必要なものは全て付いている。シートも良質。
ステアリングもグリップが工夫されており、握りやすい。
パワーウインドウのスイッチ類の質感のよさや、このクラスにまで電動格納式のドアミラーやワイパーのミスト機能が付いているのは、時の流れを感じる。
メーターは好き嫌いが分かれるセンターメーターではなく通常の位置にある。
タコメーターがある車両は表示・非表示に出来たり、祭日や年末年始、誕生日などにお祝いのメッセージがインフォメーションが出るのが面白い。作りも5代目よりこの4代目の方が豪華。
また、この他にも運転席側のバイザーにバニティーミラーがあるのも、女性受けを狙ったものといえる。

不満な点

とにかくパワーがない。加速時のエンジン音のうなり声も気になるレベルではある。
パーキングやニュートラルレンジでアクセルをふかしても、リミッターがかかり、空ぶかしが防止されている。
ブレーキは弱い。低速では作動が不自然で、カクカクとなる車両も何台かあった。
テールランプは、面積がピラー全体に近くて大きすぎる。
ドアハンドルのデザインにもかなり凝ったらしく、変わった形をしているが、次の5代目からはスタンダードなものに戻されている。
タコメーターが簡易な計測器のような、やたらに無機質な色味をしている。最近の車らしく、シガーライターもない。

デザイン

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走行性能

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エンジンは3気筒の660ccのSOHC。街中での使いよさはともかく、とにかくパワーはない。
山道も走行したが、トルクがなくて全く速度は出なかった。
4ＡＴだが高速向きではなく、80～100キロくらいからは非常に不得意。郊外の道では非常に力不足に感じる。

乗り心地

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簡素な作りながら、サスペンションはふわふわとはしておらずにしっかりしており、安心して運転が出来る。
古い軽自動車にありがちな安っぽい感じが出ていないのがよい。

積載性

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荷室は狭いが高さがあり、リアシートも倒れるため必要十分。
スペアタイヤは床に蓋付きで収納してある。

燃費

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代車なので不明。
燃料タンクは35リットル入る。燃料計の目盛りは細かく刻まれたデジタルのバー式。

価格

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故障経験

代車のため特になし。ただ、12万キロ走っている車両は発進時にカラカラ音がしていた。