ホンダ レジェンド 「説明しにくい良い車」のユーザーレビュー

説明しにくい良い車

2021.2.22

総評

デザインに慣れるのに時間がかかります。
飽きてくるのではなく気がつくと好きになっている不思議な車です。
最近では足まわりの改良を施したこともあり、乗るたびにワクワクします。

満足している点

走りを楽しむ車に見えないところが良い！
水戸黄門みたいw
停まっているものを眺めるよりも実際に走っているところを見ると惚れなおすほどのワイド感があります。
重たそうなのに軽々軽快に走るところ。

不満な点

チリ合わせ悪い
コレ直せばすごくいいのに。

デザイン

5

北米シェアを意識したデザインなので日本人にはあまり好まれないようですね。
チリ合わせをもう少ししっかりやれば上級セダンの雰囲気が高まるはず。
ヘッドライトやテールランプのクリアカバーが出っ張っているのでボディラインにピッタリ合わせてスッキリさせてもらいたかった。
内装のデザインは2015年式としても少し古く感じるレイアウト。
ただ、綺麗な物理メーターが動いているのも
今となっては推し。

走行性能

4

SH-AWDの直進安定性はそれほど良くは無いと思います。
気になるほどではありませんが。
コーナリング性能は若干オーバーステア気味ですが慣れると素晴らしい走りを生み出します。
NAエンジン＋DCTの気持ち良さは乗った人にしかわかりません。
吸気音を楽しみたくてエアインテークをキノコ型に替えました。
空吹かしでは想像していた通りお決まりの心地よい吸気音が聞けます。
走行中は2,500回転頃からトルクのかかった吸気音？のようなドロドロ音。
4,000回転を超えるとVTECが相まり官能的な音が！
そして6,000回転近くなると壊れてしまわないか心配になるほどの爆音に変わります。
何故こんなに音が大きくなるのか謎です（笑）
たくさん空気を吸い込んでいるので排気音も大きくなるのでしょうか？
ど素人の妄想でしょうか？w

乗り心地

3

純正はゴムっぽい（わかって頂けるだろうか）
ダウンサスの時は最悪でした。硬すぎて嫌な乗り味。
車高調1はダウンサスより改善されて「こんなもんだろう」と思っていました。
下道の段差ではダイレクトとも言える突き上げがありました。
高速道路では路面状態が良ければ気持ち良い乗り心地。しかし大きな畝りを越える時にサスとダンパーで否してくれず、車体ごと上下する感じでカーブ中の畝りではアウト側に飛び跳ねてしまいそうな恐怖感がありました。
今回の車高調RS-R Best iは小さな凹凸や大きな畝りもしっかり否してくれてとても気持ちが良いです。
フラットな走行感が気持ち良いです。
最低地上高9cmギリギリの設定でもこの乗り心地は夢のようです（笑）
※ホイール中心からバンパー先端までの距離が75cm以上ある車の最低地上高は10cmらしいということを初めて知りましたが⁉️

積載性

2

ゴルフに良く行きますが大きめなキャディバッグなら2本、細身なのなら4本と行ったところ。
ハイブリッドのバッテリーの大きさもあってトランクスペースはカローラ級。

燃費

4

KB1レジェンドは6km〜8km/L
高速道路を200kmほど走ると11km/Lでした。
KC2のハイブリッドは下道で8〜11km/L
高速道路を300km余りを走ってみると12〜15km/Lです。
この車は燃費よりもパワーとしてモーターを使っているようですね。

価格

3

中古車でいうと同じKC2であっても前期型と後期型ではかなり差があります。
前期型の走行距離10万㌔超えの個体なら200万円を下回る価格もチラホラ。
絶版車になることが決まった今ではお買い得だと思います。
今のうちにハイブリッドに乗っておかないと
エンジンの音が聞けなくなってしまいます。

故障経験

ナビがダウンする症状がありましたが修正プログラム（無償）で直りました。