ホンダ レジェンド 「14年18万キロでお別れ １９９８年に試乗車購入し、ことし２月車検切れを機にお別れしました。ほぼ１４年、トータル１８万キロ、いろいろありましたが自分的」のユーザーレビュー

14年18万キロでお別れ １９９８年に試乗車購入し、ことし２月車検切れを機にお別れしました。ほぼ１４年、トータル１８万キロ、いろいろありましたが自分的

2013.3.31

総評

14年18万キロでお別れ
１９９８年に試乗車購入し、ことし２月車検切れを機にお別れしました。ほぼ１４年、トータル１８万キロ、いろいろありましたが自分的にはまあ及第点を与えられるレベルではないかと思います。外観はこのころのホンダとしてはふつうな感じ（でかめのグリルはちょっと違和感ありましたが）で押し出し感ほどほど。内装はＵＳがメインターゲットなので、シンプル・広大で使いやすいのですが、明るいグレー表皮のシートは汚れが目立ちやすく閉口しました。（それが気になったのと、クッション改善目的で、途中から革シート仕様に変更しました）　動力性能的には３．５リッターのロングストロークエンジンなので、低回転からトルクがあり、少なくとも通常使用場面で力不足を感じたことはありません。燃費は通勤だと６、高速でも１０位で良いとは言えないですが、排気量を考えると相応かと。ロングホイールベースのＦＦということもあり、直線での安定性は良く長距離を１００Ｋｍ／ｈ＋αの速度でクルージングするには良い感じでした。速度相応のスピード間もあるので気が付くと無謀な速度ってこともありません。（シーマなどはこれがなく、怖い。これって意外に大事です）　ただ、『走る』『止まる』はともかくも、『曲がる』は大トルク＋ＦＦ＋超フロントヘビーなこともあり、得意じゃないですね。ビルシュタインを入れて対応してましたが、それでもフロントヘビーなのとＦＦなのはいかんともしがたく。装備は値段を考えると妥当といえますが、車格を考えるとオートライト位はついていてもよいんじゃないかなと…。ただし車両自体が安いので、全体的には納得できるレベル。こうやって見ると短所の方が多かった気もしますが、人生のうちの多くの時間を共に過ごした、愛着が持てる車でした。長い間ありがとう。

満足している点

トータル的なセダンとしての完成度は『？』な点はありますが、車両の大きさとそれに見合ったエンジン。走るという点で、特にエンジンは（他の方も書いてますが）ホンダにしては珍しい低速トルクに振ったもので、普段使いの回転域が充実したエンジンです。最後まで故障知らずでノイズも少ない秀逸なエンジンでした。ただ１６万キロで発生したオーバーヒート後は燃費落ちましたけど。止まるという点はふつう、曲がるという点はどちらかというと短所になりますかね。
ただし高速直進安定性はよく、高速で落下物踏んでリアタイヤがバーストした際でも、走行安定性が極端に急変しなかった点（家族全員で乗っていたので命拾い）は評価に値すると思います。
あとは、あんまり走っていない点で、あまのじゃくの小生にはあっていたと思います。

不満な点

初期ロットということがあったのかもしれませんが走行には直接関連しない機能の不具合はかなり多かった気がします。ほぼ1年に1回の割合でなにがしかの不具合が発生しましたね。パワーウインドウ関係は14年間で運転席を除いて他の3枚はすべて故障、後席側は複数回壊れました。これは明らかに樹脂部品の強度不足でマイナーチェンジ後は対策部品に代わってました。気に入らないのはディーラに修理に出すとこの対策部品でないものに交換されてくる点。さすがに２回目のときはヤフオクで対策後部品を入手して自分で交換しました。
その他には定番の燃料ポンプリレー故障(交差点でいきなり止まり渋滞を発生させてしまいました)、エアコンコンプレッサー故障（ベアリング焼付き、走行中いきなりベルトがキューって鳴ってびっくり）、エアコンの低周波音(季節によってモーって鳴きます）、ＡＢＳランプつきっぱなし（これはこの年代のホンダ車共通かと。治すのやめました）、メータ故障(１４万キロ時)、等々…。まあ経時劣化なので仕方ないといえば仕方ないんですけど、維持費は結構かかりました。(でも、嫁のＣＲ－Ｖ（ＲＤ型）は故障知らず。この信頼性の差は結局、エンジンルーム内の発熱大小によるんだろうな…ＣＲ－Ｖのボンネット内はスカスカ、一方でセダン系はぎっしりです。熱は部品寿命の大敵です）
あと、ディーラ（当時のホンダクリオ店です）対応の技術的な問題。車検の際、スタッドボルトを噛みこませたり（なんと、ナットを締めこむ際、最初からエアレンチで締めてたそう）返却時にルームミラーががたがただったり、タイミングベルト交換の際にテンションの調整不良があったりと、お粗末な作業に何度も閉口しました。限られた時間内での作業ということもあるでしょうが、何度もやられるとさすがに…。ディーラの技術レベルが車両の技術レベルに明らかに追いついていないと思うのは私だけでしょうか？

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験