真賀田四季さん
ホンダ フィットシャトル ハイブリッド
グレード:ハイブリッド・スマートセレクション(CVT_1.3)
2012年式
乗車形式:マイカー
価格帯を考えると、とてもよい車だと思います。
トヨタのHVに対してエンジン比率が高いため、走っていて楽しいハイブリッドカーです。
内外装についても
2013.2.15
- 総評
- 価格帯を考えると、とてもよい車だと思います。
トヨタのHVに対してエンジン比率が高いため、走っていて楽しいハイブリッドカーです。
内外装についても価格を考えれば妥当な線だと思いますが、ダウンサイジング組には不満かもしれません。
あとはホンダの車という癖を受け入れられるかどうかだと思います。
30代のホンダ乗り、ファミリー層でフリードやステップみたいな車高が高い車が嫌いな人はシャトルは魅力的かと思います。
ほぼ全て(今まで高さで引っかかったことはない)の機械式立体駐車場にも入る全高も魅力ですね。
出先とかで駐車場を選ばないことも重宝します。
- 満足している点
- フィット(GE6)からの乗り換えにでの比較になります。
①フィットだとエコ運転をするためには発進加速をかなり抑えなければ1100回転キープが厳しかったのですが、シャトルだと普通に加速していっても1100回転キープで流れに迷惑をかけることなくエコ運転できます。
②ラゲッジスペースが比べ物にならないですね。フィットでも大きさの割に積めると思っていたのですが、シャトルはそれを以上です。車での旅行の際にキャリーケース(6泊用1つ、2泊用1つ)、旅行先のコストコで大量に買い物をした荷物を搭載して帰ってきたことがありますが、それでも後席に荷物は載せなくてもよいくらいの搭載量があります。
搭載量を抑えて後席をフラットにすると大人(身長174cm)が2名ほど寝ることが出来るスペースがあるのも魅力です。
③北海道在住で通勤距離(片道3km程)が短く燃費競争には辛い北海道ですが夏場で19~20km、冬場で14~15kmという平均燃費が出ます。遠乗りするとあまり気を使わなくても26~30kmは出てくれます。
フィット時代は夏場13~14km、冬場9~10km、遠出で24km前後だったので車重増を考えても良い数字かなと思います。
④購入にあたりトヨタのアクア、プリウス、プリウスαと比較試乗したのですが、燃費性能では若干負けますがHVシステムの値段差を考えるとこちらのほうがコストパフォーマンスが圧倒的に上ですね。
静粛性に関してはトヨタ車の低速時HVモードには敵いませんが、エンジンを回している常用域ではシャトルのほうが圧倒的に静かです。シャトルHVはガソリン車のシャトルより遮音材が多い(Dにて確認済み)のでフィットからの買い替えだと劇的な静粛性の変化でした(笑
⑤他メーカーの比較車種(ステーションワゴン)とくらべて小さめの5ナンバーサイズなので取り回しが楽です。
タイヤサイズがあまりないサイズなのですが小さい方なのでタイヤ代も安いほうかと思います。
⑥乗り心地については賛否両論ありますが、私は好きです。腰痛持ちなのでフィットの足回りはゴツゴツしすぎて遠乗りがキツかったのですがシャトルにしてからは劇的に改善されました。ハイブリッドバッテリーが乗っている分、後軸重量もあるため、冬道でのリアの安定感もあります。
- 不満な点
- ①ハイブリッドシステム全般がまだまだ改善の余地がありそうですね。登り坂でもバッテリーが1/3程になると充電を開始するので困ります。
発進時も20km以上にならないとモーターアシストを開始しないので一番アシストが欲しい時にアシストをしないのが謎です。
②元々が40~50代のダウンサイジング狙いのためエクステリアがいまいちなところ。ただし、無限エアロを組むとかなりスタイリッシュになるので不満というほどのものではないです。
③地上最低高は満たしているのですが、純正状態でも低く降雪地帯では冬になると低い縁石や除雪がしっかりしていないところでアンダーパネルを結構な頻度で擦るところ。また、無限エアロを組んでいると実質的な純正エアロですがかなり低いため、冬場は怖いですね。
特に積雪道の中にポッカリと空いたマンホール部分の段差は恐怖としかいえません(笑
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験