ホンダ シビック 「ＣＶＴは開発の詰めが甘く、ＭＴが似合って...」のユーザーレビュー

ＣＶＴは開発の詰めが甘く、ＭＴが似合って...

2002.1.23

総評

ＣＶＴは開発の詰めが甘く、ＭＴが似合ってたんじゃないかと思う。この車の高回転ＶＴＥＣエンジンやキャラクターに合ってるとは思えないところがある。｢ＭＴより運転がおもしろく、しかも環境にやさしい｣というホンダのコメントも、なんか空虚なものに聞こえる。このＣＶＴを積む最新のフィットは、試乗した限りではよくできてると思ったが、実燃費とドライビングプレジャーは果たしてどうか。

満足している点

インテリアの高い質感で、こういうあたり｢質感メーカー別対決｣をやったれ、日本ではホンダが一番かもしれない。もうひとつ、エンジンはホンダらしく高回転までストレスなく回転しつづける。操縦安定性や乗り心地も特に不満ではない。(ただ、ステアリングから伝わる路面の状況はもう少しまともに伝えてもいいんじゃないかとも思う)

不満な点

最も改善すべきが、このＣＶＴの違和感だ。アクセルを踏んで1～2秒後にエンジン回転が上がって、それから徐々に加速していく。つまり、アクセル開度とエンジン回転数、スピードの関係がてんでバラバラなのだ。さらに、セールスマンに燃費がいいし、ＭＴよりもドライビングプレジャーは格段に上だと言われて買ったんだが、燃費も普段の通勤で10ｋｍを割ることも少なくないし、ＣＶＴならではのドライビングプレジャーどころか、車を運転する感覚が希薄だ。デザインもＥＧ型に比べてパッとしないし、1.3～1.6㍑クラスの車としては必要以上に大きすぎる。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験