ホンダビートについて質問です。 オイル消費（下がり）でバルブステムシールを交換したいのですが、タイミングベルトやカムシャフトを残した状態、車上でロッカーアーム&シャフトASSYは外せますか？

Question

外せるとして、その後は各気筒で圧縮上死点を出しバルブがシリンダー内へ落ちない状態にし、コッタピン・スプリングを外し、シールを交換するつもりです。
コッタピンの組み付けの際は苦戦すると思いますが…

どなたか詳しい方が見えましたら御教授をお願い致します。

Answer 1

外せますよ。

ヘッドのセンターにカムシャフトがあり、カムホルダーで抑えています。
そのカムホルダ―両側にロッカーシャフトが通っていて、ロッカーアームが組まれています。
カムホルダーとロッカーアームがばらけないように細い針金などで固定し、そっと取り外します。

一番シリンダーを圧縮上死点にしておいて、バルブをついているロッカーアームのバルブクリアランスを広げ、バルブをつかないようにしておくと良いです。

下記画像を参考にしてください。
https://isomasa.com/news/blog/beat%E3%81%AE%E6%95%B4%E5%82%99/post_10290/

コッタピンを外すときは、プラグレンチボックスを当てて、プラスチックハンマーで叩いています。
コッタを入れるときは、バルブスプリングを圧縮する必要があるので、専用の工具がいります。
カムシャフトを仮固定し、シャフトを支点にしててこの作用でスプリングを押しています。
この時に、プラグホールから圧縮空気を入れ、バルブが落ちないようにします。

質問者からのお礼コメント

貴重な情報ありがとうございました。
画像付けて頂き分かりやすかったです。

Answer 2

自分で、そこまでの整備をした事が無く簡単な整備しかした事が無いのですが、以前、整備工場でクラッチOHと、タイミングベルト交換、LSD組み付けをお願いした時に整備士の方との話しで、どうしても素人では、なるべく色々な所をはずしたりしない用に作業しがちだか、かえって作業がやり辛くなってしまうと言われ、なるほどと思いました。

参考になるのか、わかりませんがとりあえず、投稿します。

Answer 3

ビートでないエンジンでやったことがある。
思うのは一度でも経験がないとものすごく困難な方法で、特別な理由がないかぎりヘッドを取り外したほうが合理的だということ。
シールを交換したいということは長くオーバーホールをやっていないのだから同時にポートやバルブの清掃等をするのが理想。
ビートでコレをやろうとしたらエンジンが車体で取り囲まれているからものすごくやりづらいのが気になる。
やるのならいちばん注意したいのはコッタをエンジン内部に落としこんでしまうこと。
自分も一個落としたが運良く穴の入り口で止まっていたので拾えたが。
叩くと簡単に外れるが飛ばして紛失する可能性があるから再組するエンジンでは自分は怖くてできないな。
とはいえ一回経験すれば作業そのものはたいした苦労もなくできるはずだ。
初回は悪戦苦闘で進めていき、コツを習得できるころに終わるから。
とはいえビートだとあまりにも作業性が悪く失敗しそうだから自分ならヘッドを外すだろうね。つまさき立ちでは体力が持たないと思う。
エンジンの上に乗るとかトランクに入ればいいのかな。