Mazda アテンザスポーツワゴンについて

Question

つい先日、アテンザスポーツワゴン20S（GH系）が納車されました。

疑問に感じたのが、これだけ良い車なのになぜ売れないんだろうという事なんです。

２Lでもほとんどストレスを感じない実用的なエンジン、ほどよく味付けされた足回り、柔らか過ぎないシートのすわり心地等、価格を考えると破格ともいえる車だと感じるんですが。

確かにステーションワゴン市場はかなり縮小されていますし、そういった部分の影響はかなりあると思います。

しかし、レガシーやアコードツアラーとすれ違う事は良くあってもアテンザとすれ違う事はきわめて稀です。（GH系なんて今まで一度もありません）

また、友人たちに聞いたところ、「デザインも良いし乗ってみたい車ではあるけど、マツダって言うのが・・・」という答えがほとんどでした。

こんな評価、アテンザがあまりにも不憫で＞＜

皆さんはアテンザを含めたマツダの車どう感じますか？

補足

回答を頂いた方々、本当にありがとうございます。どれも納得できる意見ばかりで…マツダ（アテンザ）の良さはわかる人にだけ分かれば良いのかもしれませんね。本当に気に入っている車ですし、今後も大事にして行ってあげたいと考えています。ずっとハンドルを握っていたいと感じさせてくれた車は本当に久しぶりです。素晴らしい回答ばかりでＢＡを決めかねますので、投票にゆだねたいと思います。本当にありがとうございました。

Answer 1

その通り、マツダ製なので売れないのです、アテンザがトヨタ製なら今の3倍は売れるとよく聞きますが、
このアテンザのデザイン、ドライブしたくなる走り、これはマツダにしか造れない、マツダだから造れた車なのだと思いますね。
日本人は島国の為か、皆が右向けば自分も右向く習慣があるように、誰かがマツダは駄目だと言えば、「自分も駄目」となるのでしょう。
スペック自体は大したことないのですが、なんなんでしょう、あの走りたくなる不思議な魅力は？

Answer 2

私もアテンザ乗りです。

アテンザ、本当にいい車ですよね〜！
私は先代モデルですが、運転していて楽しいし、
他メーカーに無い味わいがあって愛用しています。

私の住んでいる周りでは、
以前よりもアテンザを見かけることが多くなったような気もします。
特に同じマツダでも新型アクセラなんかは結構見かけますね。
ただし、質問者様が仰られる通り、
レガシーやアコードツアラー、トヨタ車に比べれば圧倒的少数に変わりありません！^^;

しかしながら、「アテンザ」「アクセラ」以降のマツダは
個人的には非常に素晴らしい車作りをしていると思います。
乗っていて楽しいですし、デザインもよいですし。
昔からマツダはハンドリングやサスペンション、技術に関しては
一定の評価がありましたが、それが一般的に認知されつつある感じですね。

そういえば、質問者様と同じことを思って
ディーラーマンとお話したことがあります。

そこで伺った話では、
「以前からマツダは一部の車好きには定評があったが、
若干マニアックな方向に寄りすぎて一般に理解されがたかった」、と。
そこに「内装」「デザイン」「燃費」等、
一般の、車にあまり興味ない方にもウケる要素を追加して
商業的な成功とマツダのオタク的な技術力やこだわりを両立しようと。
それがzoom-zoomのアテンザやアクセラの成功につながった、と。

最近、マツダ車を試乗しにくるお客様に
あまり車に興味のない方(例えばデザインや燃費に惹かれて見に来た)の
来客が増えているそうです。
そういう話からしてみても、
いい意味でマニアックすぎるメーカーからの離脱を始めた印象があります。

しかし、それでも他メーカー程台数が売れないのか、
まず他の方が仰っておられるように
メーカーのブランドイメージも多大にあると思いますが、
しかし、他にもいくつかの理由に
大きく起因していると私は思います。


【１．自動車市場は「買い替え市場」である】

例えばトヨタは軽自動車以外のラインナップは殆ど揃っています。
(実は最近細々とダイハツ製OEMの軽自動車も一応売っているのですが。笑)

日本の自動車一般購買層というのは
基本的に車に詳しくありませんし、
クルマ好き程の興味もありませんので、
もし一度そのメーカーで買えば、その後何度も同じメーカーで乗り換えます。
トヨタやホンダの場合、様々なサイズ形のコンパクトカーやミニバン、セダン等
あらゆる形態の車種を大量にラインナップしていますので、
その分乗り換える可能性も高いのです。

その点、マツダはコンパクトといえば
デミオ、ベリーサくらいですし、商用車も積極的に販売しません。
セダンに関してもアクセラとアテンザ位ですし、
トヨタと比べればラインナップ数の差は一目瞭然です。
つまり裾野が広ければ広い程、ユーザー数も増え、買い替えも多く、
売上につながるとのことです。
まあ、その裾野を少しでも広げるために
マツダもスズキからOEMを受けて軽自動車を販売してるんですけどね。

【２．車種自体のブランドイメージ】

「カローラ」と聞けば殆どの世代は昔から知っているでしょう。
「アコード」「レガシイ」の名前の認知率も歴史があるため高いです。
では「アクセラ」「アテンザ」は？

実質的にはそれぞれ「ファミリア」「カペラ」の後継車なのですが
やはり名前の浸透率が低いことも理由かと思います。
上記に書いた通り、聞いたことのない車は売れづらいですからね‥。
この名前になって日が浅いせいもあり、認知率は今ひとつでしょう。
ただ、初代、２代目ともに素晴らしい出来ですし、
これから認知率が高まるかな？と思います。

【３．ディーラー】

私も無数のディーラーに伺いましたが、
ディーラー教育やディーラーの客対応は
やっぱり、どう考えてもトヨタやホンダが１枚２枚上手かと思います。
どちらかというとマツダは技術者集団で
応対している人間も、
営業や接客というよりは技術者あがりの方が多いイメージです。
日本人はそういったことにうるさいですからねえ。
ある意味、玄人の集団なんですよ、マツダは。


と、まあ、挙げればキリがないのですが、
まとめてしまえば、車好き向けのメーカーということです。

「走りやハンドリングがいいですよ」なんて言われても
それ程、車に深い興味の無い方はどちらでもいいですし、分かりませんものね。
たぶん、私も車にそれほど興味がなく足であれば
トヨタやホンダを買っていたかと思います。
良いモノを見極めることは難しいですが、
マツダのアテンザやアクセラは間違いなく素晴らしい車です。
そして、これから市場の評価も高まりブランドイメージも追いついて
誰もが認めるブランドになるのではないでしょうか。

Answer 3

良くも悪くも、日本人の自動車観はトヨタによって創られ、トヨタを中心に回っています。そんな中、内外装のデザインを除けば事実上フォード車であるマツダの車と、日本人の感覚とにギャップが生じるのは仕方のないところです。そして本家と差別化しようとデザインに凝るあまり、自らそのギャップを広げてしまっている。

でもこのままフォードと一体化して行くしか生き残る道はないと思います。資本関係がなくなったことで今後の展開があやふやになっているけれど、腹をくくるしかないだろうと。何より、日本という市場自体にもう未来がないですから。こんなとこで売れることにこだわる意味はないと思います。フォードと共同でオリジナルの軽自動車を開発してくれないかな～、とは思うんですけどね。無理でしょ。

Answer 4

アテンザ…良い車だと思いますよ！
というかマツダ車は全般的にデザインが素晴らしいです☆

もちろん“好みの問題”もありますが。。

私はデザイン関係の仕事もしている＆車好きですが…個人的な意見として、
マツダ車は、車全体の流れやまとまりが綺麗で、プレスラインの仕方やボリューム感などのバランスがとても良いです。

ト○タ車などは個性が無く面白くないと感じます。
(レク○スも以前は良いデザインでしたが最近発表のGSなんかはがっかりでした。。)

○産も、イン○ィニティブランドのデザインは素晴らしいのに、少し前(1990年代後半)のは子供の描いた絵のようなツギハギのような車が多かったです。。内装も古臭く。。

○菱は、論外。。

ホ○ダも、ア○ュラブランドの車は良いのに…ホ○ダブランドで販売している車は安っぽさが目立ちます。。

もちろん車種によっては上記のブランドでも良い車はありますが。。

しかし、日本車は総じて個性が無く魅力を感じませんが、
(高額車であるLFAやGT-Rすらデザイン最悪…何故アストンマーチンや458イタリアのような綺麗さが無いのでしょう。。)
マツダ車はとても良いですね☆

エンジンなどは、
他ブランドの技術も良いところは色々あり、個々の使用する目的によっても選択は変わりますが、悪くはないと思います。
EVやPHVに無い魅力がありますし、ロータリーや水素エンジン等の技術などは今後も発展の余地がある技術です。

質問者様は自信を持って大切に乗られて良いと思いますよ(^^)