ホンダ アコード 「長く乗れる俊足セダン アコード　ユーロRを２００８年４月に購入、もう２年を過ぎました。 その頃、それまで乗っていたシビックの調子が悪かったこともあり、」のユーザーレビュー

長く乗れる俊足セダン アコード　ユーロRを２００８年４月に購入、もう２年を過ぎました。 その頃、それまで乗っていたシビックの調子が悪かったこともあり、

2010.6.7

総評

長く乗れる俊足セダン
アコード　ユーロRを２００８年４月に購入、もう２年を過ぎました。
その頃、それまで乗っていたシビックの調子が悪かったこともあり、車検を機に嫁さんから買い替えのお許しが出たのですぐさま車種を検討しました。
購入にあたっての条件はセダン、ＭＴ、そしてその頃のガソリン価格は高騰しており、ＮＡであることにこだわり、候補に挙がったのはＢＭＷ３２０（ＭＴ）、レガシーＢ４、シビックタイプＲ、そしてアコードユーロＲの３車種でした。
ＢＭＷはＦＲとその高級感が魅力でしたが予算的に厳しく、パワーも１５０馬力程と物足りなくて却下しました。レガシーもＮＡに関しては同様かと・・・
シビックタイプＲはずんぐりとしたスタイリングがいま一つ。派手なエアロも好きでなかったこと。そして史上最強ともいわれる乗り心地の悪さに家族や会社の人を乗せるのにきついかなーと躊躇してしまいました。
やはり、残るはユーロＲです。モデル末期にもかかわらず、雑誌のインプレはわりに高評価で以前から気になっていました。適度に高級感もあります。
エンジンはタイプＲと同じＫ２０Ａ型。バランサーシャフトが入っているために若干盛り上がりに欠けるとはありましたが、パワーも２２０馬力と２リッターＮＡとしては、世界的に見てもほぼクラス最強。うーんまずは乗ってみたい！とディーラーへ・・・聞いてみましたがどこにも試乗車はないとのこと。その後はさんざん中古車も探したのですがなかなか見つかりません。評価の高いわりには絶対的な台数が売れていないのです。中古車も程度の良いものは新車と変わらない値段で売られていました。しかも遠方で見にもいけない。
そうこうしている内にユーロＲの生産中止が決まってしまい、ホンダの在庫も残りわずか。担当してくれたディーラーの営業マンも値引きをがんばってくれます。次期アコードの大きさから国内モデルにＭＴは存在しないと確信した私は思い切って新車購入をきめました。

満足している点

めでたく納車初日、一般道を軽く流してみた感想は・・・「おおっ、これいいわあ」てな感じです。適度に締め上げられたダンパーは路面をなめるようにトントンと段差をこえていきます。以前乗っていた、ＥＫシビックと比べ重量がある分安定感も高く、挙動もゆっくりで限界はわかりやすいようです。
通勤コースがワインディングで、軽く流しながら帰るのがとても楽しみになりました。ちなみにちょっとしたストレートでも3速8500回転あっという間に百ウン十キロに達してしまい、この時のマフラー音もクオーンとまるでバイクのような甲高い音でやみつきになります。ハイカムに切り替わる、6000回転あたりから急激にパワーが盛り上がり、ここからのタコメーターの針の動きはとても速いので悠長に音を楽しんでいる暇はあまりないです。
しかし、ＦＤシビックならこの辺もっと刺激的に盛り上がるのだろうから、自分の腕ではこれ以上は扱いきれない気がします。ユーロＲのエンジン（Ｋ２０Ａ型）の最大の特徴がこのスムーズな盛り上がり特性にあるのです。とはいえ、レクサスＩＳ２５０と比べてみるとパワーは同じくらいですが特性はまったく違います。がばっと踏み込んだときの反応がＩＳ２５０ではえらく鈍重に感じられます。もっともＩＳのエントリーモデルですし、こちらのほうが上品とも言えます。
ユーロＲでもＶＴＥＣをあまり知らない友人が運転すると、発信加速は普通だし、早い段階（６０００回転より手前）でシフトアップしてしまいます。「スムーズで静かなエンジンだなあ」くらいの感想のようで、誰も9000回転まで回るとは思っていないようです。
コーナーリングはかなり安定していますがフロントヘビーのためかアンダー傾向でタイヤもよく鳴きます。そのぶん前タイヤの減り具合はかなり早いです。私の乗り方が下手くそなせいもかなりあるとおもわれます。
燃費については、調子に乗ってまわせばどんどん減っていきます。しかし意識的にエコ運転を心がければ、ほぼカタログ燃費を記録できます。ここがホンダエンジンのすごいところでしょう。
インテリアはいたってシンプル。開発時はオレンジ色のメーター類でスポーティさを強調するつもりだったのでしょうが今となっては古臭いといえます。。また、モモのステアリングとレカロのシートが標準で付いていてお得感あります。レカロの小さなロゴも控えめで好感がもてます。

不満な点

不満な箇所については、買ってからすぐに気づきましたが、内装についてはダッシュボードのチリがあっていないことと、グローブボックスの扉が微妙にずれているところです。グローブボックスは調整してもらっても直りませんでした。グローブボックスの箱そのものがゆがんでいるようです。このへんがホンダらしいと言えばホンダらしい適当さです。
塗装状態については、納車されたばかりにも関わらず雨染みがひどく、洗車の時にこすっても塗装に傷がつくばかりでとれませんでした。コーティングはどうせ長くはもたないから契約時にいらないと営業さんに言ったのですがサービスでやっておきますと言われた理由が分かりました。それでも綺麗になっていないのは・・・これは不人気車？ゆえに、在庫期間が長かったためでしょうか。色がブラックなのであまりこすっても線傷が増えそうなのであきらめました。この辺の管理はトヨタの方がしっかりしているでしょう。
色々と不満箇所も述べましたが車そのものはとても気に入っており、これからも長く付き合っていくつもりでいます。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験