ホンダ アコード 「ホンダスポーツセダンの最高峰！ 過激すぎず、大人し過ぎず、街乗りも快適に楽しめ、本気でアクセルを踏めば強烈な運動性能を発揮する、ホンダＶＴＥＣエンジン」のユーザーレビュー

ホンダスポーツセダンの最高峰！ 過激すぎず、大人し過ぎず、街乗りも快適に楽しめ、本気でアクセルを踏めば強烈な運動性能を発揮する、ホンダＶＴＥＣエンジン

2006.10.26

総評

ホンダスポーツセダンの最高峰！
過激すぎず、大人し過ぎず、街乗りも快適に楽しめ、本気でアクセルを踏めば強烈な運動性能を発揮する、ホンダＶＴＥＣエンジンの良いところを楽しめる、大人用スポーツセダン。
値段の割にはディスチャージヘッドランプ、レカロシートをはじめとする各種インテリア等々、お得な装備も盛られる。
エクステリアは賛否両論だが、角張ったデザインが好みの人にはお勧め。
走高性能はかなり高く、２，０００ＣＣクラスのＮＡ、ＦＦ車では世界でも指折りと思われる。
スポーツセダンだが操りやすく、買い物からサーキットまで耐えうる、何でも来いのオールマイティー。

満足している点

吹け上がりの鋭さはインテグラ、シビックには負けるが、Ｋ２２Ａエンジンの力強さ、気持ち良さは、「少し大人のスポーツセダン」にはベストマッチだと思う。低回転では普通のエンジンだが、６，５００回転からハイカムに入ると、しなやかさを追求したスポーツサスペンションとの相乗効果で、絶妙な安定性と運動性能を発揮し、快適な高速クルージングが可能。
値段の割にお得な装備（セミバケットのレカロシート、アルミシフトノブ、ＭＯＭＯのステアリング、フルエアロ）で走る気にもさせてくれる。
個人的には左右２本出しのデュアルマフラーが気に入った。
また、標準装備のポテンザ０１０も食いつきが良く、濡れた路面でも軽快に走ることができた。アルミホイールはシルバーとゴールド（微妙な色の違いだが）が選べ、こだわりを感じる。このように標準装備にでも選択肢を与えられるのは大歓迎だ。
高回転を持続させない限りは、中々燃費も良い。動力性能から考えたら十分満足できる。
シフトの入りは、カチカチと決まるショートタッチではなく、ある程度のストロークが設けられているが、運転する楽しみの一つともなりうるほどに気持ちの良い味付けで、スパスパと決まる。

不満な点

アコードワゴンはかなり有名な存在なのに、セダンのマイナーさといったら、かなり悲しい日陰の存在。「アコードにセダンがあったの？」なんて人に言われたときはショックだった。（苦笑）
デザインは賛否両論別れるところだが、もう少しスポーティーにしても良いと思う。車高は標準で下げられているが、ホイールアーチとタイヤの隙間が広いので、なんとなくオヤジセダン的印象が大きくもある。（かっこ悪いという意見がある）
サスペンションやその他装備にコストがかかっているのは良く分かるが、インテリアはかなり安っぽく、同額の他社セダンと比較すると部品からして品質が安っぽいプラスチックな印象を受ける。特にインパネ関係はカーボン調パネルなどパーツを付けないとチープな印象になってしまう。
同じく、塗装にも品質の低さが感じられる。（塗りが薄いのだろうか？）
色々注文を付けると高級車になってしまうのだが、スポーツ仕様に振るならスポーツ仕様に、高級感を出すならそちらの路線へと、コンセプトを明確にしたほうが良かったか。つまりスポーツセダンとも高級（大人のスポーツセダン）路線とも言い難い、中途半端な車になってしまった気がする。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験