2014年11月
■2014年11月
フォードジャパンは、伝統的なスポーツカーのマスタングを2015年春にフルモデルチェンジするのに先立ち、2014年11月1日から50周年記念特別仕様車の受注を開始すると発表した。
特別仕様車の「50 YEARS EDITION」は、一段とワイド&ロー化されたロングノーズ・ショートデッキのファストバックタイプの外観を持ち、インテリアも伝統の左右対称・水平基調のデザインのインストルメントパネルや3本スポークのステアリングホイールなどを採用する。同時にフォードの最新のコネクト技術であるマイフォードタッチも採用している。
搭載エンジンは新開発の直列4気筒2.3リッターのエコブーストエンジンをFR車として初めて採用した。動力性能は231kW(314ps)/434N・mで、スペシャルティカーに相応しいパワー発生すると同時に燃費性能を向上させている。組み合わされるトランスミッションは電子制御6速ATで、マニュアルモード走行を楽しめる6速SST(セレクト・シフト・オートマチック・トランスミッション)にパドルシフトを採用した。
サスペンションは前後とも新設計で、フロントは軽量且つ高剛性のペリメーター型のサブフレームが装着されたマクファーソン・ストラット式、リアはインテグラルリンク式の独立懸架を採用。優れた走行性能と乗り心地を高次元で両立させている。さらに4つのドライブモードを選択することで、それぞれのシーンに合わせて運転を楽しめる。なお日本仕様にはパフォーマンス・パッケージを標準装備し、ハンドリング性能やブレーキ性能を強化している。