フィアット プント (ハッチバック) 「このクラスでは珍しい「愛したくなる車」。...」のユーザーレビュー

このクラスでは珍しい「愛したくなる車」。...

2003.8.17

総評

このクラスでは珍しい「愛したくなる車」。

高速安定性、安全性、アッチの大衆車らしく内装の質感がさほどでもないところなどは別に今更触れようとは思いませんでしたが、運転席に座ったときはちょっと驚きました。「何なんだこの一体感は！？」と。シートの「中身が詰まった感」もさることながら、広すぎず、かといって狭くもないドンピシャの空間設計はまるで母親の胎内にいた頃を思い出すかのような安堵感で。

まるで99ピースまで完成したパズルに、自分が乗りこむことで最後の１ピースが埋まるような感覚。
「視覚的にも空間的にも人間工学を駆使しまくり！？」みたいな（知りませんけど）感覚。
室内、ただ広ければいいってもんじゃないんですね。
国産、輸入車問わずこのクラスを15台くらい試乗したのですが、これを経験すると（申し訳ないですが）今からでは国産車に違和感満々です。

私は予算の都合上、結局２番目に良かった「ヒュンダイＴＢ」を購入したのですが、お金があれば絶対にプントでした。
この車も素敵ですが、この車を選べた人はもっと素敵です。
そしてこの車を選ぶような女性は絶対にモテるはずです（なんて自分勝手に思ってます）。

イタリアらしい、カラーで言うなら黄色のようなプント。問題がないわけではないですが、それすら許してしまえそう。羨ましいです。

満足している点

・（いい意味）でちょっと生意気な印象を与えるエクステリア
・このクラスでは出足が軽い（排気量で決まるもんじゃないんだなぁとつくづく）
・パワステの重さが調整できる
・なんと言ってもパッケージング。これほど一体感のある運転席はちょっとスゴイ

不満な点

・やっぱり故障が怖い。ごく最近のモノはかなり改善されたらしいですが、試乗車でもブレーキを踏むとギコギコ異音がして・・・（これで売れるのかなぁ）
・皆さん指摘されてるとおり、ペダルの位置がとても近いこと。カカトを話さないでアクセル⇔ブレーキの踏み替えが出来るのはラクですが、イザってときに不安
・ウインカー点灯の表示が一つしかないこと。右が点いてるのか左が点いてるのか分からない

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験