2016年1月
■2016年1月
FCAジャパンは、フィアット500Cをマイナーチェンジして、2016年1月23日より発売すると発表した。2008年の日本導入以降、初のマイナーチェンジとなる。
主なポイントは、エンジンONで点灯するLEDデイライトを追加し、オーディオを5インチタッチスクリーン仕様へアップグレードした。またセンターコンソールにUSBと外部入力端子を装着した。
エクステリアでは、ヘッドランプ及びテールランプ、フロントバンパー、リアバンパーなどの形状が変更された。ツインエアラウンジでは、ホイールがより高級感あるデザインとなった。
インテリアでは、ステアリングホイールのデザインが変更され、オーディオ等のコントロール機能が追加された。またドリンクホルダーの改良、グローブボックスの新設、シートのデザイン変更などが施された。
ボディカラーは、これまで限定車のみに設定されていたミント グリーンとカントリーポリタン イエローが追加され、ボサノバ ホワイト、パソドブレ レッド、アイス ホワイト、ブルー ヴォラーレと合わせて全6色となった。
■2017年2月
FCAジャパンは、フィアット500C」に特別仕様車「フィアット500Cスーパーポップ・チャオ」を設定して、2017年2月25日から50台限定で発売した。
「フィアット500Cスーパーポップ・チャオ」は、人気カラーのボサノバホワイトをボディカラーに採用。ベース車両の「フィアット500C・1.2ポップ」より約15万円低い価格設定が特徴だ。
■2017年7月
FCAジャパンは、「フィアット500」の特別仕様車「フィアット500C アイボリートップ」を2017年6月28日に発表、同年7月8日より60台限定で発売した。
「フィアット500C アイボリートップ」は「500C ツインエア ラウンジ」をベースに、通常は設定のないアイボリーのソフトトップやエクステリアを引き立てる特別アイテムを装備して、500Cの個性をより際立たせたモデル。ボディカラーは、ボサノバ ホワイトとパソドブレ レッド、ブルー ボラーレの3色を用意する。また、12スポーク 16インチアロイホイールやスタイリッシュなクロームミラーカバーを特別装備して、個性的に仕上げている。
■2017年10月
FCAジャパンは、「フィアット500C」の特別仕様車「500Cチエーロブル」を設定して、2017年9月27日に発表、同年10月7日に50台限定で発売した。
「500Cチエーロブル」は「500C 1.2ポップ」をベースに開発。ブルー ヴォラーレのボディカラーと特別装備となるホワイトのアクセントパーツを組み合わせた、爽やかなカラーコーディネーションが特徴のモデルだ。車名の「チエーロブル」はイタリア語で「青空」を意味し、晴れやかな空色のボディに雲をイメージしたホワイトのミラーカバーを特別装備した。なおソフトトップカラーはアイボリーを採用した。
インテリアは、ベース車ではグレーとなるシートを上級グレードの「ラウンジ」と同じアイボリーとグレンチェック柄を組み合わせたデザインとした。またキーカバーにもホワイトのアクセントがあしらわれている。
■2018年5月
FCAジャパンは、「フィアット500C」の特別仕様車「500C 60th(シックスティース)」を設定して、2018年5月21日に発表、同日に50台限定で発売した。
「500C 60th」は、「Nuova 500」の誕生60周年を記念した限定車。「500C 1.2ラウンジ」をベースに、特別な2トーンボディカラー「ビコローレ」を採用した。車体の上下を異なる色で塗り分けたビコローレは、「Nuova 500」が誕生した1957年以前からフィアットが採用していた伝統的なカラースキーム。アイボリーとアイスホワイトを組み合わせ、歴史あるビコローレをモダンなタッチで再現した。
またエンジンフードのクロームラインやクローム仕上げのエクステリアミラーハウジング、2トーンの専用アルミホイールといったエクステリアパーツや、往年のFIATエンブレムをモチーフとしたFIATビンテージロゴ、「60」の文字をあしらったBピラーの60thロゴなどを特別装備した。
インテリアは、アイボリーのレザーシートにボルドーのパイピングがアクセントとして取り入れ、上品に演出。大胆なボルドーのダッシュボード、ボルドー/ブラックのフロアマットなどオリジナルのカラーリングにより、ビンテージとモダンが調和した仕立てとなっている。