フィアット バルケッタ 「男は黙って左МＴ。 フィアット？どこの国の車？ 左ハンドル乗りにくそう。 ２人しか乗れないの？ 外車って壊れるんでしょ？ こういう周」のユーザーレビュー

男は黙って左МＴ。 フィアット？どこの国の車？ 左ハンドル乗りにくそう。 ２人しか乗れないの？ 外車って壊れるんでしょ？ こういう周

2009.12.21

総評

男は黙って左МＴ。

フィアット？どこの国の車？
左ハンドル乗りにくそう。
２人しか乗れないの？
外車って壊れるんでしょ？

こういう周りの声に躊躇いを感るようなら、それは買わない方がいいぞという自分からの内なる声。
上記のネガを払拭する車は捜せばあります、そちらにしましょう。

バルケッタの生産中止、エコカー需要の流れ、左МＴの減少を考えれば、”買い”です。リーズナブルなプライスで手に入れられます。

他車と較べることがなく、「fiatバルケッタ」に惚れ込めば、人生がまた一つ愉しくなりますよ。

満足している点

見た目第一。

ボディーラインは妖艶な女性をイメージさせます。
リア周りの”ぷりっ”とした感じとフロントウインドウの曲面は、
「工業製品なのによく出すことが出来たよな…」と思います。
特におしりのラインは洗車するたびに惚れ惚れするほど。

ヘッドライトは吊り目がトレンドの今では厳ついというより、
お目目ぱっちりで、嫌みは感じられません。
まぁ曇ってくるのはご愛敬ですが。

オープンカーというだけあり、周りから見られることを前提としております。
内装に同色のプレス、幌を畳んだシルエット、飛び出るドアノブ、
ロック付グローブボックス（前期型）、同小物入れ、ホワイトメーター…。
小洒落たセンスがこっちにも伝染ってきそうです。

そしてなんといっても、左ハンドルのМＴのみというグレード。
スペックがどうのこうの…というのを抜けた、「運転してて愉しい！」と伝わり、視覚・聴覚・嗅覚が右脳を刺激します。

あと、燃費が１０ｋｍ以上で「ハイオクですが、１６行くこともありますよ」と言うと、国産車乗りの方々からすれば驚きに映るそうです。

不満な点

バルケッタに乗らない人、もしくは欠点には目を潰れる人がお読みください。

まずダッシュパネルがチープです。
新車価格３００万を考えれば、日本車の方が機能性に優れています。

イタリア車にしては故障も少ない（現に自分のタマはトラブルフリーの"アタリ"です）とはいえ、エアコンパイプ折れ、排気温センサーの警告灯、時計の照明切れ、ボンネットオープナーの渋さ…等、
深刻ではないトラブルはあります。
これにフロントウィンドウのヒビ、ディーゼルのようなカラカラ音等も聞かれますが、自分のは全くないなので、個体差かと。

メタリックとはいえ、１０年経つと塗装が剥げてきますね。

幌・スクリーンと共に、折り畳むポイントに傷みが見られるようです。スクリーンの曇りも経年症状。

これは寒冷地に限るのですが、寒くなるとドアノブが凍って開けられなくなります。サイドブレーキも凍るので、注意が必要です。
ドア・鍵穴も凍り、ドアロックできなくなる場合もあります。

ざっと自分の車の事を述べましたが、減点法でバルケッタを選べばきっと落第点なクルマになります。
加点法を取り入れるかどうかは、皆様次第です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験