フィアット バルケッタ 「「正しい２シーターオープン」という定義（...」のユーザーレビュー

「正しい２シーターオープン」という定義（...

2001.9.15

総評

「正しい２シーターオープン」という定義（私個人の）にことごとく合致した唯一の車です。
フロントウインドウは立ち気味で面積も必要最小でなければならないし、もちろん正面から見た場合ウインドウのトップからかすかにドライバーの頭が覗いているはずです。フロントに比べリアが沈んでいるような全体のイメージも正統派です。
フロントとリアの繋ぎめのない１枚パネルも、生産性あるいは製造性の犠牲としない職人魂が伝わってきます。
３連メーターでタコメーターは中央に配置されていますが、左下のスピードメーターよりも小さく「僕はスポーツカーじゃない」と、自ら無意味なスポーツカー論議から撤退を決め込んでいます。

この「ペナペナ」で「へなちょこ」なところ、共感できると幸せになれると思います。

満足している点

私にとって、それはとても美しい。
バルケッタ前では、カタログスペックやロードインプレッションなど、まったくの些細な事です。
６０～７０キロ位でへらへらーっと走っているときはまさに至福の一言です。

不満な点

車として考えると（じゃあ何なの？）トラブルは国産に比べ確かに多いですが、バルケッタを否定する理由にはならないと思います。実際、バルケッタでトラブル自慢している人も少ないのではないでしょうか。
しいて挙げるとすれば、バルケッタのスペックを知らないと思われる「S２０００」や「MRS」乗りが兆発してくること位ですね。こっちは「はったり」だけのハッピー平和連なんですよ。（笑）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験