車のエンジン始動時のセルモーターの音について。

Question

普通の車だと音に波？があると思うのですが一部のスーパーカーは音が一定でした。

普通:キュイーンキュインキュインブルーーーン
スーパーカー:キュイイイイイイイイイインブルーーン

こんな感じです。たまたま見た動画の車はFerrariベルリネッタf12だったと思います。この一定の長く続く音がすごくカッコイイのですがこの音の違いはなんでしょう？
V12エンジンだからこその独特のセルモーター音なのでしょうか？

Answer 1

排気量に対し、気筒数が増えると、モーターに掛かる負荷の変化が少なく為ります。

4800ccのV12水平対向12気筒エンジンは、1気筒当たり400ccです。

4気筒で気筒当たり400ccのエンジンは、1600ccですね。

エンジンはクランクシャフトが2回転すると、全てのシリンダーが燃焼します。

12気筒なら、60度毎に爆発が有りますが、4気筒なら180度毎に為ります。

当然気筒数が多い程、気筒当たりの爆発力は小さく、従って振動も少なく為ります。

エンジンを、セルモーターで回す時も、気筒数が多い程、セルモーターの負荷は小さく為ります(機械的なロスは気筒数が多い程増えますが)。

セルモーターの回転音の波は、セルモーターに掛かる負荷の変化です。

なので、気筒数が多い程、波は多いが、直ぐに次の波が来て、音の変化が小さい、高い音に為るのです。

Answer 2

12気筒ってのも有りますね。
単発だとクランク2回転で1回圧縮があります。
それも排気量その物の大きさです。

その車が何ccか分かりませんが、
4000ccとして12気筒だと1気筒が333ccですね。
それがクランク2回転で12回ですので、60度で一回の圧縮です。
もし4気筒なら、180度で1000ccの圧縮です。

気筒数が多くなれば圧縮の力が小さくなり、
圧縮の間隔も小さくなりますので、回転は滑らかになります。

また、セルモーターもリダクション式等になり、
より回転が滑らかになっているでしょう。

と言う事で、
普通の車でも、超高速回転のモーターを使ったリダクション式の
ハイパワーなモーターのセルモーターを使えば・・・
圧縮に負けない回転を行うことが出来て・・・
波を打つことはなくなるでしょう。