フェラーリはマラネロから再びFRを採用しましたが、今回のF12もFRでした。個人的にスーパーカーはミッドシップがカッコいいし、重量配分も有利と思いますが、FRにこだわるのはなぜでしょうか。

Answer 1

ミッドで、ホイールベースの内側に長大なV12積むと車が長く重くなってしまうんですよ。高価な軽量素材使えるF50やエンツォは別。

しかしね、以前の12気筒ミッドってテスタロッサとか512TRでしょ？ 一見凄いようでよく見ると、リアエンジンに近いような位置にエンジン置いてるんですよね。全然、重量配分は有利じゃないよ。しかも、エンジンの真下にトランスミッション置いてるから、重心は高いでしょ。60年代のレーシングスポーツカー、250LMみたいに室内のスペースを犠牲にしてしまえば良いと思いますけどね。

あと、フェラーリのV12シリーズってスーパーカーっていうよか、おっさんGTだからじゃないですか？

質問者からのお礼コメント

沢山のレス有難うございました。６０年代までさかのぼると、たしかにFRが圧倒的に多いですね。３６５BBから５１２MまでのMRのイメージが固定観念みたいにあったので。

Answer 2

V12をミッド（リア）に積んだら、重量配分は悪いと思いますよ。
超リアヘヴィになって、曲がらない車になるかと…
ついでにエンジンサイズがデカすぎて、恐ろしく不恰好な車になるような気がしますが。

Answer 3

To etoire970さん

昔、車は馬車が基本だからエンジンは前にあるべきと言う理念から、FRに拘りがあると聞いたことがあります。
なんでも、ランボルギーニがミウラを発表して以降、サーキット性能で目の敵にされたので、対抗するためにミッドシップの車を作るようになったのですが、最近はタイヤ性能の向上等で、FRでもMRと十分にサーキットで勝負できる車が作れるようになったので、FRに回帰していると言う事らしいですね。

Answer 4

理由はわかりませんが、元々V12フェラーリはFRが基本でした。
更に昔はFRだけで206、246時代までMRはなかったと思います。
現在もV8がMRだけでV12はFRです。
一時期（BB～テスタロッサ迄）MRの時代もありましたが、あくまで一時的でした。
現在も特殊なモデルを除いてFRです。
長くて大きいV12のミッドシップは失敗作だったためやめたなんて噂もありますが本当かどうかわかりません。
（運動性能が悪かった）

Answer 5

別にこだわっているわけは無いと思いますよ、現に458などV8モデルはミッドシップで造っているわけですから。

フェラーリは、「速くて美しい車を造る」という点ではブレていないと思います。その手法として、最適なレイアウトを選択しているだけです。

MRはドライブシャフトなどが省けるために軽量化が可能です。が、最近ではカーボンシャフトなどフェラーリが求める軽量な部材がありますから、要求する性能を満たせば駆動方式にはこだわっていません。

フェラーリは電池の性能さえ満たしてくれれば、HVやEVだって造るということは明言しています。電池の性能が要求を満たさないから、HVは造らないとしています。

FFでAWDにも手を出すのも、将来的な様々なケースを想定して研究開発を行っている結果です。