ダッジ チャージャー のみんなの質問

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ダッジ マグナム中古

昔から憧れていたダッジ マグナムの購入を迷っています。
車両価格もだいぶ落ちていて、RTが100万弱であって心が揺れています。

軽と2台持ちして、休みの日だけ乗る予定です。

改ざん車ばかりですが本気で欲しいなら購入すべきでしょうか??

SXTよりRTの方が後悔しないでしょうか??


個体差やネットを見ていても故障は少ないと聞きますが、実際の所どうなんでしょうか??

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ベストアンサーに選ばれた回答

質問者様がクルマにお詳しいか、マグナムや300C等の整備に長けた工場があるかどうかでかなり所有時のご苦労度合いに差がつきます。

■メーター改ざんについて

マグナムは全て並行輸入車なのですが、新車並行で日本に入ってきている個体については、ほぼメーター改ざんはありません。しかし、中古並行で入ってきている個体の中には、結構メーター改ざんされた状態で日本で登録されている個体が含まれます。そうした個体は、過去の履歴がわからないように整備記録類の書面が破棄されています。米国内での記録を見るには "CAR FAX” というのがあり、ネット上で車体番号(シリアルナンバー)を入れると、クライスラーのどの工場で生産されて、どんな整備を何マイル走行時に受けてきたかが記録されています。

<CARFAXのURL>
https://www.carfax.com/

自分のクルマの距離計より、米国でのCARFAXの記録の方が走行距離が多ければ、メーター改ざんが行われたということになります。しかしマグナムは生産終了から10年以上経過しており、日本に入ってから年数の経っている個体がほとんどなので、日本での整備記録が揃っていないと、改ざんが行われたかの判定は困難です。
なので、メーター改ざんが気になる場合は、新車並行で入ってきた個体を選ぶか、日本での整備記録が揃っていて、CARFAXで履歴を追って改ざんがなかったかを調べるしかありません。しかしながら、製造終了からの年数も経っており、走行距離も伸びていることから、むしろ日本におけるメンテナンスの方が重要になってきています。

■ 車両構造について

ダッジマグナムは、ダイムラークライスラー時代に開発された「クライスラーLXプラットフォーム」を使用しています。同じプラットフォームを使用した兄弟車は「クライスラー300シリーズ」「ダッジ・チャージャー」「ダッジ・チャレンジャー」で、「ダッジ・マグナム」を含めた4兄弟になっています。なのでこの4兄弟はLXというひと括りで呼ばれたりもします。このLXプラットフォームは、メルセデスベンツと共同開発されており、登場した2004年当時のアメ車の足回りとしては極めて優秀なものでした。このLXに影響されてGMもフォードも現在のようなコーナーが得意な足回りに進化しています。電気系統含めて現代のクルマといえるもので、あまり大きなトラブルはありません。アメリカ製品は、商品を販売した後に、トラブルシューティングして毎年改良していくスタイルなので、2004年~2006年あたりまでは細かい不具合がありました。それらは、きちんとしたオーナーや整備工場であれば修理されているはずですが、不運な個体は放置されたままということもあります。また、ほとんどの個体がカスタムされており、その方法が邪道なカスタム車両も多く含まれます。冒頭に、質問者様がクルマについて詳しいか、きちんとした整備工場が確保されていることを所有条件としましたが、そうでないと苦労することになるかもしれません。

■ 整備工場について

クライスラー300を取り扱っていたジープディーラーでも、整備やパーツの手配をしてくれます。しかし、カスタムする場合は、ディーラーでは限界があるので、それも含めて主治医となるショップが必要になります。但し、アメ車の工場やショップというのは、なぜかコンピュータ系に弱いアナログなところが多く、LXのような電子制御の多い車種のエラーを診断できないことも多いのが悲しいところです。きちんと整備できるショップもあるので、まずはそういうショップをおさえておくことが非常に肝心となります。

■ グレードの選択

SRT8 → 6.1L HEMI (OHV)
R/T → 5.7L HEMI (OHV)
SXT → 3.5L V6 (SOHC)
SE → 2.7LV6 (DOHC)

LXが人気になったもうひとつの理由はHEMIエンジンの復活でした。強いアメリカ時代の大排気量OHVの再来でした。やはりマグナムのメイングレードは5.7LのR/Tです。SRT8はスペシャル仕様ですが、どうせならこれもありだと思います。各段に速いです。SXTも普通に走らせる分には十分速いのですが、日本で使う場合の注意点は自動車税になります。通常3.5Lエンジンというのは、3,489ccなど3,500cc未満というのが普通です。しかし、マグナムSXTの3.5Lというのは3,515ccで3.500cc以上になってしまのです。よって、税金は4,000ccと一緒。わずか16ccの差で年間8500円も高い税金を支払うハメになります。しかも日本での登録から13年経過すると約15%増税されますから、多くの個体が増税に達しています(年式ではなく日本の登録年度が基準になります)。

2500以上~3000cc未満 ★SE
→ 51,000円 (13年超59,000円)
3000以上~3500cc未満
→ 58,000円 (13年超 67,000円)
3500以上~4000cc未満 ★SXT
→ 66,500円 (13年超 76,500円)
4000以上~4500cc未満
→ 76,500円 (13年超 88,000円)
4500以上~6000cc未満 ★R/T
→ 88,000円 (13年超 101,500円)
6000cc以上 ★SRT8
→ 111,000円 (13年超 128,000円)

あとは、みんカラ等でLX系のコミュニティ等もあると思うので、そこで情報を集めるとよいと思います。困った時も誰か手を差し伸べてくれます。是非、よい個体みつけてくださいね。

長くなり失礼いたしました。その他ご不明な点などございましたら追加でご質問いただけましたら幸いです。

質問者からのお礼コメント

2020.11.11 14:41

ご丁寧にありがとうございました。

その他の回答 (2件)

  • マグナムは2009年で生産終了しています。最終モデルを手に入れたとしても程なく自動車税の割増しが適用になります。正規輸入車はないので出所の分からない車両となると安価に入手できてもメンテナンスに出費がかさむ恐れがあります。エクステリア優先なら問題ないかもしれませんが内装は恐ろしくチープです。個人的には止めておいた方がいいと思います。どうしてもと言うなら2ton近い車重なのでV8でないと話になりません。

  • 迷ってるなら、やめましょう!?

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