車のトルク、出力について 僕はこの単語の意味はまあまあ知っているつもりですが、分からないことがあります 例えば出力が５００、トルクも５００なんて言われても僕には

Question

大体何キロ出るか全く想像できません。

そこで質問ですが、今僕が乗っているスズキのスイフトスポーツは
調べたところ最高出力100kW,最大トルク160Nm車重1050kgでしたが、
これで何キロ出るか分かりますか？教えてください！

それと僕が大好きなダッジ・チャージャーは
出力276kW,トルク536Nm,車重1929kgです。
これも何キロくらい出ますか？

空気抵抗とか考えなければいけないでしょうが、
大体でいいので教えてください。

ご回答よろしくお願いします！

Answer 1

実際に計算してみましょう。

ここでは，下記の走行抵抗および駆動系の伝達効率を考慮しています。なお駆動系やエンジン回転数には余裕があるばあいの走行抵抗馬力にたいする駆動源の出力のつりあい計算です。

・ころがり抵抗
・空気抵抗

転がり抵抗馬力＝転がり抵抗係数μ×車両総質量×重力加速度×車速
空気抵抗馬力＝空気抵抗係数Cd×空気密度ρ×前面投影面積×（車速^3）/2

●条件1
スイフトスポーツ
100kW，1110kg（乗員1名），Cd=0.29（仮定），前面投影面積＝2.2m2（仮定）
最高速度＝217.8km/h

●条件2
ダッジ・チャージャー
276kW，1989kg（乗員1名），Cd=0.297，前面投影面積＝2.43m2
最高速度＝294.1km/h

●どうして最高速度には，トルクが関係しないのか？

走行抵抗にみあう馬力と釣り合うのは，エンジンの出力（馬力）であり，トルクではありません。トルクは静的な力（モーメント）の概念です。また出力とトルクには，次の関係があります。

（出力）＝2π × （回転数） × （トルク） … 「π」＝円周率

●計算例
回転数＝4400rpm＝4400 ÷ 60=73.33rps … 「rps」とは，1秒間あたりの回転数
トルク=141Nm
出力＝2π × 73.33 × 141 ＝ 64968Watt ＝64968 ÷ 1000 = 64.97kW ＝ 88.3馬力

●どうして「低速トルクがあると走りやすい」のか？
馬力が加速や最高速を決めるのに，世の中では，「低速トルクがあると加速がよいとか，走りやすい」と言いますね。どうしてでしょうか？

・加速の抵抗は「加速抵抗の馬力」であらわします
・この馬力を発揮させるには，「大きいトルク」 あるいは 「はやい回転数」 が必要です
・「はやい回転数＝高回転」では，低い回転数から高い回転数までにもっていくのに，時間がかかります

→ 強い加速のためには，「大きいトルク」の方が有効です → 低回転数での強いトルク ＝ 低速トルクが大きいほど加速が良い

ということになります。最近出た，クリーンディーゼル車が強い加速を持っているのは，2.2Lという排気量なのに，ガソリン車では4L車並のトルクを2000rpmという低回転域から発生できるからです。

簡単ですが，ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

なかなか難しいですね・・・＾＾；
でもとても詳しく教えてくださってありがとうございます！

Answer 2

ギア比がまったく無視されています。

ある程度のパワーがあれば
あとは、空力とギア比だけの問題ですよ。

あと、新車時に履いているタイヤのグレード
でも、基本性能は分かります。

時速３００キロ巡航可能なタイヤは
そういう車にしか標準で履いていません。

Answer 3

走行抵抗を測ったら判ります
出力と走行抵抗の釣り合ったところが最高速です
時速１００から９０キロに惰性で走らせた時間から求めます

Answer 4

スイスポならドイツの雑誌最高速テストで198㎞でした、

ダッチは出力的には300㎞楽勝そうだが、
デザイン的にはドラッグ多そうですね。

Answer 5

実車があるんだから安全な場所で試してみればわかると思いますが。
まぁ、リミッター解除しないと180km/hで頭打ちですね。
ちなみに私のデミオは67kW（91ps）ですが、170km/hしか出ません。
このとき４速5000rpmくらいでした。

Answer 6

最大トルク/出力は最高速度で出る事は有りませんので
速度とは直接は関係しません。