ダイハツ ムーヴカスタム 「レブリミット9000rpmの快適軽トールワゴン(ﾟдﾟ)！？」のユーザーレビュー

レブリミット9000rpmの快適軽トールワゴン(ﾟдﾟ)！？

2019.7.25

総評

納車から2年経ちましたが、未だにこのクルマには飽きないです。ATの軽ワゴンなのに。
広々として色あせないデザインを持った快適ボディに9000rpmまで廻せる直4ターボエンジンの組み合わせは唯一無二。
ドッカン寄りのターボによるLレンジで4000rpmから一気にアクセル全開したときの軽ワゴンらしからぬサウンド・シートに押し付けられる加速感や、高速合流の爽快感は多くの人に体験してほしい。
このクルマのおかげで一気にクルマ好きになり、クルマを運転する楽しさ、尖った面白いクルマを多く生み出していたかつてのダイハツを知ることが出来た。
だからこそ、今のダイハツがとても残念です。本当に。アルトワークスと争っていた頃のスピリットはどこへ行ったのだろうか。

このクルマの特徴を持った代替のクルマが無いので乗り換えるつもりは無く事故などでボディが修復不能になるまで乗り続けるつもりです。
このクルマの為に仕事が頑張れていると言っても過言ではないです。将来的にMTへ載せ替えをしたいなと夢見ています。

最後に、L152Sオーナーになりたい方へ、
長く乗りたいのであれば、中古車選びの時に年式や走行距離より下回りの錆の具合や整備記録の有無で選んだ方が良いです。
2019年現在ほぼ全てのL152Sが製造から10年以上経過していて10万キロオーバーの中古車も多いので、
カム（タペット）カバーパッキン、イグニッションコイル、足回り（ブーツなど）の全交換を前提で購入した方が良いです。
エンジンは最低でも指定粘度（5W-30）をこまめに（自分は3000km台）交換すれば長持ちすると思います。個人的にはこういうエンジンは今後一生生まれることが無いと思うので良いオイルと交換サイクルで大事にしてほしいと思っています。

満足している点

・（21世紀以降生産されているエンジンでは）唯一の9000rpmまで廻るショートストローク直列4気筒ターボエンジン。（ただし訳アリ）
・中古価格が安く若者でもオーナーになれやすい。年式や走行距離を選り好みしなければ1桁万円台からある。
・軽自動車なのに街乗りより高速道路の方が得意。100km/h~120km/h巡行は余裕。燃費も街乗りよりはるかに伸びる。軽ということを考えれば高速巡行も安定していて、今まで借りて乗っていた5MTのハイゼットカーゴに乗るのが怖くなったｗ
・多在なシート形態にできる。前後シートを連結できるため、Amazonで適当なエアマットと布団を用意すれば車中泊もOK。
・エアコンパネルは見た目は現行のクルマに劣るが、操作性は抜群に良く前を見ながら操作できる。
・メーターパネル。余計な物は無く必要な物だけまとまった高級感ある質実剛健な作り。軽トールワゴンに乗ったはずなのに8500rpmからレッドゾーンのタコメーターが嫌でも目に入る。一番気に入っているところ。最近の新車はメーターパネルの作りがゴチャゴチャしてたりデジタルだったりしてるのが多すぎて正直ダサいのが多い・・・

・見た目はちょっとかっこいい程度の4人乗れる軽トールワゴンなので親や職場がスポーツカー嫌いや白い目で見るような環境でも買いやすい。

・この快適なボディに660ccレブ9000rpm直4ターボを乗せた（当時の）ダイハツの変態的パッケージング。

不満な点

・燃費。エンジン廻してエアコンつけて街乗りばっかりやってると簡単に一桁台。
・エンジンが重いのかフロントヘビーに感じる。社外品での対策を行わないとロールが大きかったり、危険回避のハードブレーキングで体が前のめりになり助手席に置いている小物（財布など）が全部前に吹っ飛んだりする。（社外ショックとブレーキ導入でかなり改善された。）
・JBエンジンの64ps規制による高回転域の詰まり。それを解消しようにも前期はともかく、後期型ではECUはほぼ弄れない状況でどうにかL880Kコペンのようなチューニングをしたい場合は現状プロショップに札束を持って行ってサブコン・フルコンでのセッティングをお願いするしか無いと思われる。
・4ATかつギア比がクルーズ寄りに設定しているせいか離れすぎていて高回転域のモッサリさに拍車をかけている。2レンジで8500rpmまで廻して110km/h近く出ます。守備範囲広すぎ。
・MT設定が無い。中古車が投げ売り価格なのもこれが一番大きいと思う。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験