ダイハツ ムーヴカスタム 「当時としてはバランスのとれたハイトワゴンだった」のユーザーレビュー

当時としてはバランスのとれたハイトワゴンだった

2017.9.21

総評

・当時出ていたムーブ、ワゴンＲ，ekワゴン等のハイトワゴンの中では、比較的癖が少なめで、バランスの良い車だったと思う。今乗っても、それなりに満足できる車に仕上がっている。

・搭載されているCVTは、ミライースなどの燃費競争の先駆けとなったものであるが、そこまで燃費は伸びないところが残念。

・このモデルは4代目の前半だが、外観は一番洗練されていたように感じる。今見ても、自分は好き。

満足している点

・装備のわりに価格が安かったこと(中古で手に入れたが、特別仕様車ということもあり、新車でも装備のわりには安かった)。

・初代ムーブに若干立ち返ったような外観。特に斜め前から見た形状が良い。

・癖のないCVT。

・センターメーターの見易さ。

・細かい収納が充実していること。

・センターアームレストが大きく、腕を乗せやすいところ。

不満な点

・燃費計が15%ほどサバを読んでいること。

・静粛性が乏しく、ロードノイズが多めなこと。

・カーオーディオ背面の隙間が狭く、カーナビ等を取り付ける際に、配線に逃がし方に超苦労すること。

・ゴミが詰まると、取り除くが著しく面倒そうな網目状のシートの生地。


・低音がスッカスカなオーディオ類。

デザイン

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走行性能

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・パワー感はNAエンジンとしてはほどほど。馬力は58psと、この世代のNAエンジンではトップクラスのパワーがあるのだけど、CVTのせいか、エンジンを高回転で回しても加速感が乏しい印象。

・CVTは扱いやすいミッションになっている。変速する速度もおとなしめであり、ギクシャクしないところがよい。

・カーブの変化が少ない道だと扱いやすい印象。ただし、スタビライザがないので、特に首都高などの、カーブが連続するところでの振り戻しが大きめなので、操りづらい。

乗り心地

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・カスタムしようと考えると、ちょっと柔らかい印象。でも、余計な振動を少し拾うことがあり、乗りごちはほどほど。

・静粛性はあまりない。特にロードノイズが過多であり、乗った後に耳が若干疲れることもある。2017年時点での軽自動車の静粛性に比べると多少劣る。

・シートの座り心地はほどほど。リヤシートはまっ平なので、ちょっと座りづらいが、広々しているので、居心地はよい。ドアにアームレストがあるので、スーパーハイトワゴンの後部座席で起こりがちな「腕をどこにおいてよいか分からない」ということもない。

積載性

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・後部座席がワンアクションでフォールディングするので、荷室を広げるのがものすごく楽。仕掛けが複雑なこと、左右独立でたためるのもよい。


・後部座席をたたまない場合、床面の奥行が30cm弱のラゲッジがある。日ごろの買物とかには困らない。後部座席を少し前に出せば、荷室も広がるが、「後部座席を前に出す操作が荷室からできない」のが面倒。

燃費

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・一般道でおおよそ12km/l程度。燃費系は15%程良く表示されてしまうので注意が必要。
田舎の信号のない一般道では19km/lまで伸ばしたことはあるけど、そこまでの好成績はごく稀。

価格

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故障経験

なし。