真っ直ぐ進みません!
購入して以来、直進性に悩まされています。
と言うのも、リアのスラスト角が-0°17もあるからです。
これでは、常にリアタイヤが左
2012.2.3
- 総評
- 真っ直ぐ進みません!
購入して以来、直進性に悩まされています。
と言うのも、リアのスラスト角が-0°17もあるからです。
これでは、常にリアタイヤが左に流れようとします。
そして、ステアリングで左にカウンターを当てると直進すると言う状況です。
言ってみれば、常にドリフト状態ですね。(笑)
1年前に新車で購入し、それから1万5千㎞ほど走っています。
購入時点で、ステアリングが左に傾いて直進。
即ディーラにクレームを入れて調整をして貰いましたが、それでも直進に難を感じていました。
そこで調整を兼ねてアライメントを測定して貰ったところ、上記の値が判明しました。
車その物は、良い車です。
メタボな勘違い軽自動車が跋扈する中、「軽自動車とは、本来こうあるべきだ」と言う見本でしょう。
内装も価格相応で陳腐ですが、「で、何か?」と言わんばかりの潔さ。
まさに「清貧」その物です。
ただし、直進する事にすら違和感を感じる車を出荷するメーカーの姿勢には、疑問を抱かざるを得ません。
ダイハツは「カフェプロジェクト」と称し、徹底的に女性ユーザーの取り込みに力を入れているのだとか。
ショールームから車を排除したり、女性誌を大量に置いたり・・・。
それは車作りにも反映されていて、可愛いとか使い勝手がよいなど、女性向けの製品が多いですね。
エッセも、本来はそう言った女性がメインターゲットの車ですし。
別にその事は、良いです。
し・か・し、車は運転する物です。乗り物です。
可愛いとか使い勝手がよいを優先して、車としての根本的な重要な事がおざなりでは、本末転倒です。
それらは、あくまで車としての基本性能を満たした上で実現する事ではないですか?
実は代車でムーブに乗った事がありますが、こちらも「本当に運転する事を考えているの?」と言う不都合がありました。
この様な理由で、私はダイハツの「自動車メーカー」としての姿勢に疑問を持ち始めています。
次の車もダイハツを選択するか?
と問われれば、「Yes」と言い難いですね。
エッセその物は、大変良い車です。
今、新車で買える軽自動車には、この代わりとなる車はありません。
(そもそも、MTが絶滅危惧種ですし・・・)
それだけに、真っ直ぐ進まない事。この一点が非常に残念です。
ダイハツに「自動車メーカー」としてのプライドがまだあるなら、もう一度襟を正して真面目に取り組んで欲しいと切に願います。
- 満足している点
- ◆軽い
「軽量化した!」と威張っているミライースより、同等か更に軽いですよ。
◆燃費が良い
私の実燃費で、約25km/Lです。
イースやアルトエコなどの最新の軽自動車はもとより、プリウス相手にさえ燃費勝負を挑めます。
◆意外と楽しい
運転する楽しさを求めた車じゃないので、過度の期待は禁物です。(笑)
でも、軽い車体に良いエンジンの組み合わせが、「意外と楽しい」と言う車に仕上がっています。
◆タコメータが見やすい
タコメータが実に見やすい位置にあります。
あまりに見やすい位置にあるので、運転中はほとんどタコしか見ません。
(MTなので、タコメーターでスピードも把握できる。)
- 不満な点
- 粗悪品もある。
私のエッセは、「ハズレ」品だったのでしょう。
スラスト角は個体差があると思うので、全てのエッセに直進性の問題がある事はないでしょう。
いや、ほとんどのエッセには問題が無いと思います。
ただ、現実として直進にすら違和感のある製品でも出荷されています。
これから中古車の購入を検討される方は、必ず試乗して、直進性を確認して下さい。
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