ダイハツ エッセ 「安い、軽い、よく走る。そして結構かわいい 軽いクルマを造るのは簡単です。金をふんだんに使ってCFRPで車を造ればいい。 安いクルマを造るのは簡単です。」のユーザーレビュー

安い、軽い、よく走る。そして結構かわいい 軽いクルマを造るのは簡単です。金をふんだんに使ってCFRPで車を造ればいい。 安いクルマを造るのは簡単です。

2010.1.7

総評

安い、軽い、よく走る。そして結構かわいい
軽いクルマを造るのは簡単です。金をふんだんに使ってCFRPで車を造ればいい。
安いクルマを造るのは簡単です。ペラペラボディで、徹底的に仕様を落とせばいい。
難しいのは、「安全で実用的なクルマを、軽く、安く造る」こと。
10年超の社有車にガタが来たので更新をしました。このご時勢なのではっきり言って「価格優先」です。アルトも考えたのですが、知り合いのディーラーから「登録済みの新古車ですが、今なら●十万円です。どうですか？」との言葉に購入を決めました。
即決でしたので、「安物買いの銭失い」ではないかと心配しました。
でも、納車からまだ２ヶ月ですが、このクルマ結構いいです。
軽いボディと実用域にトルクがあり使いやすいエンジン。　気持ちよく走れます。
街乗りが多いので燃費はカタログ値には届きませんが、使用条件を考えればまあまあです。
おまけに、安くても普段使う分には十分な装備も付いています。
最近の軽は、タントやパレットのように子育て世代に受けの良い、電動スライドドア付きのハイト系ワゴンが良く売れます。小さな子供のいる家庭には確かに便利ですが、重くて走らない電動スライドドア。広々として見えて気持ちは良いけれども、横風には弱いし、万が一の衝突時には横転の危険性もある背の高いクルマ。
皆さん本当にそこまで必要ですか？
何でも詰め込んでしまい、本来の走る喜びが薄れてしまったクルマよりも、
こういう割り切ったクルマ。
私は、結構好きです。

満足している点

①なんと言ってもこの価格
　買ったのは、登録済みのいわゆる「新古車」でしたが、定価でも78万円。
　どうやって造ればこれできちんと利益がでるのか、不思議なくらいです。
②必要かつ十分な厳選された装備
　装備は何も無いのかと思ったら、ＰＷ、ＡＣ（マニュアル）は当たり前として、デュアルエアバック、キーレスエントリー（集中ドアロック）も標準装備。オーディオ（ＣＤ）まで付いていました。更にこのグレードでも4AT。
　これだけあれば十分です。この価格でよくここまで。
③軽い。そしてよく走る
　車両重量は720kg。タントやパレットのようなハイト系よりは150～200kgも軽い。軽でこの差は大きいです。
エンジン（KF-VE）もいいですね。ノンターボの58psですが、2000rpm～6000rpmまで最大トルクの90%が出るので、街乗りには使いやすいエンジンです。しかも車体が軽いので、軽快に走ります。エン ジン重量もアルミ製シリンダーブロックなどの軽量化により、47kg と旧EF型からは、約25％も軽くなっています。
④結構かわいい
　営業車としてみれば関係ないのですが、味気ないデザインのミラと比べると結構かわいい！
　昔の「てんとう虫」を思い出しました。（古！）
⑤安全性
　安くても手を抜いていませんでした。国土交通省の自動車アセスメントでの衝突試験は運転席、助手席とも6点満点中の5点。この成績はラパン、ミラ、パレット等と同等で、Ｋｅｉ、旧アルトよりは優れています。軽自動車としては合格レベルだと思います。しかもタントやパレットのような車幅より高さの高い車は、側面衝突時に横転していましたが、エッセは問題無しです。

不満な点

やはり、もう少しエンジン音は静かな方が良いなあ、
後部座席はもう少し広い方が、
ドアミラーが原着（黒）なのはちょっと恥ずかしい、
できればＡＢＳも欲しいなあ（オプションで可です）、
エアコンはオートの方が・・・
などと欲を言えばキリがありません。
まあ、内装に高級感や質感を求める車でもないでしょう。
便利だからといって装備を増やしてグレードを上げてしまうとこの車の特徴が失われてきます。
ベースグレードに近いところで最小限の装備にするのが、この車の良さを活かせると思います。
（高級感とかは、タントエグゼに任せましょう）
買って唯一失敗したなあ、と思ったのがドアミラー。　
調整は手動でした。　（Ｘ以上のグレードは電動式のようです）
個人ユーザーならそれほど問題ないのですが、多数が乗る社有車なので調整が面倒だと皆から不評です。
まあ、そのくらい我慢しろ。　と言っていますが・・・。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験