ダイハツ クー 「兄弟車比較：COOとトヨタ bB 兄弟車である、トヨタ bBは当時のヴィッツがベースで、おまけにこの初代限りでモデルを 終了する予定だったのに、この初」のユーザーレビュー

兄弟車比較：COOとトヨタ bB 兄弟車である、トヨタ bBは当時のヴィッツがベースで、おまけにこの初代限りでモデルを 終了する予定だったのに、この初

2008.1.23

総評

兄弟車比較：COOとトヨタ bB
兄弟車である、トヨタ bBは当時のヴィッツがベースで、おまけにこの初代限りでモデルを
終了する予定だったのに、この初代bBが、月販平均4600台を記録するヒット車になったため、
急遽　トヨタが後継＜現行型＞をリリースする気になった経緯があるのです。
　初代bBの開発コンセプトは『イケてる箱！』でした。
　上述のキャッチコピーの如く、bB初代型は20代半ばまでの若年層をターゲットに商品化
した経緯が有りましたが、このたびの新型bBもやはり、初代同様の若年層がターゲット。
　bBは格好いいが、チョット飛びすぎ・・とお思いの諸兄諸氏にオススメしたいのが、
この兄弟車であるCOOです。

満足している点

COOは若向けbBとは対照的にゆとりや使い勝手重視の車。
インテリアデザインもbBには当然近いものの、独自のもの。
bBをシックかつ実用的に振ったものになっています。
　またリアシートに240mmスライドするロングスライド機構をもたせ、
コンパクトカーとは思えないほどの足元空間を実現。
クラストップレベルの室内長を誇る広さと相まって、bBには無いゆとりの
空間を味わえるのです。
　最大の特徴は、エクステリア。ヤンチャな不良っぽいマスクのbBに対して、大人しく上品な、
奇をてらわない、いでたちのCOOの落ち着いたやさしそうな外装。
　ベースが同じなのにこうも違うのかと感じます。
COOはbBとは違い、お仕事やファミリーユースにも違和感を感じにくいでしょう。
最後に、COOは販売数や、客層からも事故率が低そうで、任意保険のレートが
年々bBより低くなっていくのではないかと見込まれます。
客層が広そうなので、ダイハツブランドながら、中古のリセールも、
トヨタブランドのbBと案外、いい勝負でしょう。

不満な点

兄弟車のbBの最もウリの部分、サウンドに関しては、ZQバージョンに、
11個のスピーカーと、16CMユニット密閉式のサブウーハーを装備します。
　また、イルミネーションが美しい演出をし、夜間はまるで走るクラブのよう。
bBにはこういった、いわばテーマ＜デザイン・コンセプト＞があります
　COOには無い装備として、bBはフロントシートの『マッタリモード』＜前席がスライド
しながら沈み込む機能＞で前席座面が80mmほど沈み込みながら、約85mm後方にスライド
してシート位置が下がります。
　背もたれはこの位置で約25度リクライニングし、シートに横たわった状態では車外からは
見えなくなる機能なのです。これは、結構実用機能で使えると思いますが・・。
　商品の差別化からか、こういった付加機能の、有り無しはあるようですが、
COOは各グレード満遍なく万人に理解される仕上がりといってよいのでは無いでしょうか。
とんがったbBに対し、よい意味でも悪い意味でも、総てが及第点。それがCOOです。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験