車の安全性についての質問です。 7月に第一子が誕生するため、車の購入を検討しています。

Question

住んでいる地域はその市の中では1番栄えているところで駅から徒歩10分圏内(新幹線、JR、バス利用可能)ですが、その周辺以外に住んでいる人は基本1人1台車を持っているくらいの規模の市で車移動がメインという認識です。

車の購入を検討していたところ、夫の実家から車を譲ってもらえるという話になり、初めはありがたく譲ってもらおうと思っていましたが、よくよく話を聞くと、ISOFIXがついておらず、おそらく型落ち12年以上(詳細不明)で、走行距離も10万キロオーバーのものでした。(車種はダイハツアトレー)

国土交通省とNASVAが出しているチャイルドシート安全比較BOOKをみたところ、シートベルト式の安全性が悪いと言っているわけでは無いですが、同じ製品で比べた時にISOFIXのほうが安全性評価が高いものがほとんどということもあり、また、車の安全性にも疑問が残るため私は安いものでもいいのでもう少し新しく状態がいい中古車を購入したいと思っています。

しかし、その話をどんなに一生懸命に夫に話してもその安全性の根拠とデータがないと言われ話になりません。

旦那を説得するために、車の安全性や買い換えるべき理由と根拠をご存知でしたら教えていただきたいです。

Answer 1

まず、チャイルドシートの安全性については、ISOFIXと従来のシートベルト固定式とでは、差はありません。

他の回答者様がおっしゃっているとおり、ISOFIXは『シートベルト固定がしっかりできない人対策』というものだからです。
そのため、ISOFIXは、安全性向上ではなく、リスクヘッジのためのツールとなります。




そして、当該車両のダイハツアトレーですが……
その形式の車が販売開始されたのは、2001年です。
事実上、22年前の車となります。

車の低燃費がブームとなって各社がしのぎを削ったのが、10～15年前。
車の衝突安全を各社がCM等でアピールしていたのが15年前前後。
アトレーは、そのさらに前の時代の車です。

時代としては、1990年代中盤に、スズキワゴンRが爆発的なヒットを飛ばし、
『軽自動車も乗用車としてアリ』となり始めた時代です。

つまり、まだまだ軽自動車は街乗りの補助であり、普通車との性能格差も大きかった時代の車です。

つまりのつまり…車の対衝性能…衝突安全性能は、現代の軽自動車と比較しても、月とスッポンです。

現代の衝突安全を満たしているコンパクトカーと衝突したら、仮に死亡はしなくても、両足が潰されて、切断は覚悟をする必要があります。
それだけ、ボディの骨格強度が違います。

例えば、現行のホンダＮ－ＢＯＸは、ダントツの人気を誇りますが、衝突安全性能においても、軽自動車の中では、ダントツの強度を誇ります。
実は、普通車と比較しても、上位の強度を誇っています。

衝突安全の実験において、ホンダインサイト（プリウスと同等かちょっと大きい車です）と時速６０㎞で衝突しました。
事実上、時速１２０㎞で壁にぶつかる衝撃です。

N-BOXの前面はグチャグチャになりますが、室内のスペースは、生存空間を保てています。
もちろん、アクセルやブレーキがある空間も無事です。足がもっていかれる心配も軽減されます。

これは、車の骨格の構造が、20年前とは雲泥の差だからです。
はっきり言ってしまえば、現行のＮ－ＢＯＸであれば、１５年前のプリウス（すんごい売れたやつ）に、正面衝突で『勝てます』。

……なんかホンダの回しものみたいになってしまいましたが(笑)
事実でもあります。
ホンダの軽自動車は、ダイハツやスズキと比較して、高額ですが、車の骨格にもお金を掛けているので、まぁ高いよね…となります。
（ライバル車であるスズキスペーシアよりも、安全性能は上です）


まとめますと……
軽自動車であれば、少なくとも現行のモデルがおすすめであること。
少々古いモデルを安く買うのであれば、普通車がおすすめです。

Answer 2

12年以上前のアトレーにも当時乗っていましたが、安全性（スマアシ）は一切付いていません。お子さんの安全を考えるなら現行の普通車がベストでしょう｡但しそれなりのグレードを買わないと無意味です。地方都市ならお年寄りの運転者も多いでしょうから安全性が寄り大きな車が安心出来ます。

Answer 3

車の仕事をしていましたが、チャイルドシートに関しては、シートベルト式でもちゃんと取り付けすれば、安全評価の数字の差は問題ないと思いますが、肝心な取り付け方法が間違って付けているケースをよく見ました。
その点、ISOFIXの方が安全性が高いと感じます。
アトレーは長年モデルチェンジせずに長い間生産していたベースが商業車バンなので、安全性に関しては何世代も前の設計です。おそらく20年前ぐらいの設計ですので、安全面も含めてファミリーカーとして使用するのは如何なものかと思います。
ここ数年軽自動車の安全性は飛躍的良くはなっていますが、安全面で考えるとやはり普通車には敵いません。
予防安全機能も日々進化していますので、安全性を重視するのであれば、できる限り新しい車両を購入することをおすすめします。

Answer 4

10年以上昔の軽自動車、それも商用車ベースの車なんて、「走る棺桶」と思った方が良いよ。
家族で乗る車ではないです。
いくら安全運転していて事故は無縁だと考えていたとしても、貰い事故の際の自分たちの事を考えたら選択肢には無いです。

Answer 5

ISOFIXはシートベルト固定が下手、適当な親対策と言えるものです。しっかり、取り付ければISOFIXの有無はあまり関係ないと思います。

それよりもダイハツアトレー、、、そっちの方の安全性を悩んだ方が良いです。