シトロエン クサラ 「身の丈に合った贅沢 これまで、仏・伊車ばかりを７～８台乗り継いできました。いずれも長所・短所がハッキリしており、それぞれに魅力的でした。が、気が滅入っ」のユーザーレビュー

身の丈に合った贅沢 これまで、仏・伊車ばかりを７～８台乗り継いできました。いずれも長所・短所がハッキリしており、それぞれに魅力的でした。が、気が滅入っ

2012.11.28

総評

身の丈に合った贅沢
これまで、仏・伊車ばかりを７～８台乗り継いできました。いずれも長所・短所がハッキリしており、それぞれに魅力的でした。が、気が滅入っている時には、その短所が大きなストレスとなり維持できませんでした。
やっぱり国産車に戻ろうかと迷っていた時に、このVTRを見つけて性懲りも無く手に入れてしまいました。 目を疑う程の（安い）値段が背中を押しました。期待と不安半分ずつで乗ってみたら、恐ろしく気持ちの良い車でした。
安全に飛ばすのに丁度いいエンジンパワーに、センター付近がドッシリ落ち着いているのにキビキビとよく曲がるステアリングと、４WS付いてる？と思う程オンザレールな足回り。ショートストロークでゴクッと入るシフト。その上エアコンはシッカリ効いて室内もユッタリ。警告灯も一度も点きません。ずっとこんな車を待っていました。
そうそう、外観もオンリーワンな魅力に溢れています。特に３ドアのサイドビューは、ちょっと間伸びした感と安産型のボッテリ感がたまらなく可愛いです。
それから、予想外ですが、周囲（特にレガシィやインプレッサ等の国産コダワリ派）からの視線を感じることが多いです。多分、熱い眼差しだと思いますが…
以前、２CVに乗っていた頃は、周囲から明らかな憐れみと侮蔑の入り混じった視線を浴びることに耐えないといけませんでしたが、今は本当に心穏やかに運転しています。
蛇足ながら、つい昨日、ものすごく程度の良いクサラの最終型エクスクルーシブも手に入れてしまいました。熱い羨望を頂くか愚の骨頂と嘲笑を浴びるか、どちらも甘受します。

満足している点

先に書いた通り、走る・曲がる・止まることに対する基本性能の高さです。
さらに、それらの性能を犠牲にしない範囲で最大限（と当方が感じる程）の快適性を持ち合わせています。
また、他の方が既に述べておられるように、世界的にはヒットしている車なので耐久性や汎用性も相当高いと思います。お世話になっている車屋さんも認めてくれています。
燃費に関しては、生憎満タンにしたことがなく数値には上げられませんが、少なくとも燃料計を敵視したことはありません。
忘れちゃいけないシートの座り心地も大満足です。寄る年波には勝てませんが、ドライバーズシートに座れば疲れ知らずです。

不満な点

リアエンドが高い位置のため、真後ろの視界は良くありません。が、リアのサイドウインドウが大きいため、車線変更に支障となることは余りないと感じています。
国産車と違って、パワーウインドウのスイッチがダッシュボード中央にあります。初めて助手席に座る人は必ず左手でドアの辺りをゴソゴソした後「この車、窓開かないの？」と不安気に尋ねます。
サイドビューはとても魅力的ですが、リアビューは凡庸です。特にリアバンパーに厚みが無く、腰高で薄っぺらい印象です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験