2016年2月
■2016年2月
GMジャパンはキャデラックブランドのラグジュアリーなフルサイズSUVであるエスカレードに、アップル・カープレイを搭載するなどの改良を実施し、2016年2月に発売すると発表した。
エスカレードに搭載されたアップル・カープレイは、Siri音声コマンドによる安全で充実したドライビングを実現するもので、iPhone対応アプリを車内画面のキャデラック・ユーザー・エクスペリエンス(CUE)に直接表示し、Siri音声コマンドによる操作を可能とする。
これによって運転に集中したまま、ハンズフリーで視線をずらすことなく、電話、ミュージック、メッセージなどのiPhone機能と、オーディオブック、PodcastなどのiPhoneアプリケーションの操作をこなせるものとした。
アップル・カープレイ対応の統合制御ナビゲーションシステムであるCUEが標準装備され、VICS 3メディア対応大容量(16GB)SDナビゲーションのほか、地上デジタルTVも内蔵され、より見やすく、より便利で、使いやすくなった。
今回の改良では安全装備の充実化も図られ、ドライバーが不注意で車線からはみ出た際に、それをカメラで検知し、パワーステアリングの制御によって、車線から逸脱しないようにサポートするレーンキープアシストが新たに採用された。この機能によって運転中の負担がさらに軽減される。
車内のCUE画面上で確認できるサラウンドビジョンにも新機能が追加された。これは車両の上方から見下ろしたような感覚で駐車時の安全な操作をアシストするカメラシステムで、360度の映像により、バックでの駐車のほか、縦列駐車でのアシストにも貢献するもので、エスカレードでは従来のサラウンドビジョンに、時速8km以下での走行時に、リアビュー画面からフロントビュー画面が任意で切り替えができる機能が追加された。
エスカレードはプレミアムとプラチナムの2グレードが設定されている。